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【社会的評価と自分自身の価値】

自分の価値を他者との比較で確立している場合、常に強迫観念と不安が襲ってくる。

もし自分の根本価値が、他者との比較に依らない自分、社会的評価に依らない自分、即ち、ありのままの自分にある事を知ると、不安や欲求の解消の為の他者との比較を必要としなくなる。

自分自身が、社会的評価や他者との比較に依らないありのままの自分を受け入れられれば、自分の体験による成功と失敗も受け止められるようになり、それがそのまま喜びとなる。

そうなると人生は相対的な価値に左右される事が無くなり、自分自身の変化と成長に静かな喜びを感じながら、幸せに淡々と日々と過ごせるようになる。

自分が幸せになるのに社会的評価や他者との比較は必要が無い事を知り、そして、むしろそれが幸せの足枷だったという事に気がつく。

内側から湧き上がるなんとも埋め合わせようが無い不安や欲求は、自己が認められずに否定され続けた幼少期から青年期までに形成した自己防衛システムである自己嫌悪(⊃ナルシシズム)に起因している。

その原因を知り、見つめ直す中で、自己嫌悪(⊃ナルシシズム)によらない、社会的評価に依らない、他者との比較に依らない、ありのままの自分を受け入れるという普遍的幸せを知るのである。

自己嫌悪はナルシシズムに発展するが、ナルシシズムは社会的自己とも言い換えられる。
自己を嫌悪しているが社会的に認められたいが故に社会的自己を自ら偽装する。
それがナルシシズムである。

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#自己嫌悪
#生きること

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