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「聞く技術 話す技術」 を読んで①~オトナの読書感想文~

【正式名称】プロカウンセラーの 聞く技術 話す技術
【著者】 有限会社Verb 【出版】マルコ社

※本の内容を、私というフィルターを通して解釈しています。
 本紙のままの言い回しではないことはご了承ください。

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今回は前編、中編、後編に分けます。前編では第一章と第二章についての感想をお伝えします。

【読書目的】最近、人の話を聞く態度がちょっと悪い気がした。ここで、一度聞く態度を改めるという目的で読むことに

【定義・本の中での用語】
※今回は紹介なし

※読書後の私の解釈
聞く:相手に共感する
話す:相手の存在を誉め、相手の行動を誉める。話す焦点はそこだけ。
本書では、後半でこの考えにのっとって、状況ごとの内容を場面ごとに示している。
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【心に残った部分と解釈1】LESSON 01 聞くのが苦手なのはこんな人。聞き上手の特徴とは?

 沈黙が怖い。何か言おうとしている相手に、分かった気になって得意気に話す。
 これでは、自分の正当性を相手に押し付けてしまう態度が、相手を話しにくくするという影響を生み出す。
 共感の言葉をかける前に、もう一度、相手が話をしやすい場面を創り上げること…。まとめることでもなく、アドバイスも違う、結論をいうでもなく、ただ受け止める姿勢。
 受け止める側が無意識に相手にしてしまっている、言いすぎな部分を思い出せる内容でした。

※最近どこか、相手を分かろうとする力が落ちているような気がしていました。
 相手が自分の話をずっとしていて、口をはさみそうになったり。自分がどこか、相手に正しいことを押し付けたり。沈黙に耐えられず、話続けたり…。
 話をまとめたがって、相手の話したいことを、自分の解釈で押し付けていたかもしれません。こういった点が最近あったように思い出していました。
 本を読み終わると、聞くに徹する部分の意識を強めようと考えました。


【心に残った部分と解釈2】LESSON 02 まずは心構えや態度を改善。正しい話の聞き方とは?

 ただ話を聞く。正面にたつのは、どうも相手が落ち着かないようだ。悩みのある人は、話したい、自分の心から取り出したい…。
 ぽつぽつと口から出る、相手のリズムに合わせる。相手に合わせるってことは、会話に結論は必ず必要なわけじゃない。
 受け入れる姿勢、45度に相手を据えて、落ち着いて座る。目線と呼吸、相槌は相手を全力で受け入れるサイン。オウム返しをしながら待つ。自分のことを語ってくれるまで…。
 聞くことには、技術がいる。相手に気分よく話してもらうには、姿勢と技術が必要だ。

※聞き上手になるには、話し手のテリトリーに入って、そしてただ聞くということが薄くなっていたと、反省。ここで得た技術を使いながら、何点か意識しつつ深めていくきっかけにしたい、という願いを込めて、ここに記すことにします。

【目的に対する返答】
 やはり余裕がないときは、態度が外に向かない。相手に対してどこまで素直に聞きとおせるか、という態度が欠けていたように思う。何度か見直して、自分の態度を改めていくきっかけにしようと思う。②以降の第三章以降は、さらに深い技術や話し方に入る。こちらもしっかりと身につけたいところだ。


【今後使用したい内容】
 とにかく、自分を無にするような心構えで、人にあたる必要がある。45度の角度や、呼吸に合わせるようにすること、ここを意識しながら、その他の技術を思い出せるようにしておきたいものだ。

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