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オンライン講義『一番小さいプレゼンテーションをつくる』

アスリートのネクストキャリアのビジネススキルで応援する惠美須一慎です。

私の講師活動をしているABU(アスリート・ビジネス・ユナイテッド)では、夢と目標をもって人生を賭けている現役のアスリート、また次の目標に向かう引退した元アスリートの方に、『ビジネス』というスキルと機会を提供してネクストキャリアに羽ばたいていける活動をしています。

先日わたしのオンライン講義『プレゼンテーションスキル』のDAY3を行いました。

いきなりプレゼンテーションを作ろうとすると何をやっていいかわからないんですよね?

特にビジネス経験がないと、みんなの前で発表することはあってもプレゼン機会がほとんど少ないです。ですので、プレゼンテーションの核になる、一番小さなプレゼンテーションを作るワークをおこないました。


簡単に言うと、次の3つの項目を考えます。

〇次の3つを考える。
 ・あなたが提供できるものは何か?
 ・あなたが提供して助けたい人はどんな人?
 ・その人はどんな不満を持っているか?

『プレゼンテーションスキル』テキストより

ここで、自分の提供価値と相手の欲しいもの(不満の解消)を考えます。
意外とここでの不一致が多くあります。
『私はコレがやりたい!』といっても『それって誰が何のために欲しい?』と問いかけると、上手くつながらないんですね。ここで言語化して明確化することで、相手と自分とをつなぐことを考えていきます。

そして次はあなたの価値が提供された時のGOODな未来、また提供されなかった時のBADな未来を考えます。

〇あなたが提供するものが、助けたい人に届いた時の
・GOODな未来を考える
・BADな未来を考える

※解決した人が増えていって、そこに所属している組織、さらに社会全体、もっと大きく世界全体にどう影響するか?まで、大きく広げて考える。

『プレゼンテーションスキル』テキストより

ここで大きく広げて考えて想像してみると自分のやりたい事の意義が見えてきます。『この取り組みをやったらこれだけ社会が変わるんだ』というイメージを持ってプレゼンテーションスキルの核を作り出します。

最後にそれを文章にあてはめます。

プレゼンテーションスキル講義より

これで一番小さなプレゼンテーションの完成です。簡単ですよね。

そして、これでエレベーターピッチができます。
例えばパーティの時に、『あなたは何をやっているのですか?』と聞かれたら、これで核の部分を伝えることができます。

ちなみに私の場合をこの文章に当てはめるとこんな感じです。

これに肉付けしてプレゼンテーションを作り上げていきます。


私はABUでのオンライン講義は3年間、計8期担当しています。
ここでの講義をしていていつも感じるのが、

アスリートの方は積極的で瞬発力がある

ことです。

自分が取り組みたい事を考えてくださいと言われて、なかなか答える事って難易度高いと思うんです。
普通のビジネスセミナーでは、みんな発表することに消極的なんですよね。

だけどアスリートの方は判断力が早いのか、瞬間的に的確な意見を発表するので、とても講義としてはやりやすいです。
よくアスリートは非認知能力が高いと言われていますが、それをいつも感じます。

非認知能力とは、知能テストなどのような計測をすることが難しい能力のことです。やり抜く力など社会でより良く生きていく上で効果的だといわれています。
ちなみに非認知能力とは、例えば次のような能力です。
自己認識 、やり抜く力、自分を信じる力、自己肯定感、意欲 、学習志向性、やる気、集中力、忍耐力 、ねばり強く頑張る力、セルフコントロール 、自制心、理性、精神力
、メタ認知 、客観的思考力、判断力、行動力、社会的能力 、リーダーシップ、協調性、思いやり、対応力 、応用力、楽観性、失敗から学ぶ力、クリエイティビティ 、創造力、工夫をする力

このようなアスリート人材はビジネスにおいても素晴らしい成果が出せると感じています。わたしは、このABUから多くの方が活躍されることを期待しています。

最後に、
アスリートが所属している団体様、アスリート人材を求める企業様もしよければ、ABUの活動にご興味ありましたら、下記のリンクからホームページをご覧いただけますと幸いです。


https://ab-u.co.jp/


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