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DAY15 他人の脳を借りよう! 30分読書『最速で10倍の結果を出す他力思考』

これまで30分読書を続けて、気が付いたことがあります。

①30分は意外に長い!

読み始めて、ある程度内容がつかめてきたときに、『もう30分くらいかな?』と思うと、まだ15分しかたっていないことがあります。
30分は短いと思って、設定しましたが、意外と多くのことができる時間なんですね。
一方、暇つぶしの30分はあっという間です。不思議ですよね。

②本は全部読まなくていい

時間の制限があるので、
最初に問いを立てて、その答えを探すように本を読んでいますが、
ある程度ななめ読みをしても、本を理解できた達成感があります。自分の問いが解決したから、達成感があるのかもしれません。問いを立てて本を読むというのもよい気づきです。
それと『本は最初から最後まで読まなければいけない』という思い込みがありましたが、その制限が外れてきました。

③ななめ読みでいい

前述に通じますが、時間制限があるので、さらーっとななめ読みしています。作者の主張を補うために、事例やたとえ話、などが出てきますが、言いたい事が把握できておれば、そこを読み飛ばすこともあります。
それでも十分理解できます。

前回の『逆・タイムマシン経営論』のように、ななめ読みしていると興味関心が膨らんできて、じっくり読みたくなって、しっかり時間をかけて最初から最後まで読むこともあります。それもまた良しです。
小説ではないので、ビジネス書は最初から読み切らなければいけないことはないんですね。今回の取り組みで新たな気づきがでました。


今日の本はコチラ

最速で10倍の結果を出す他力思考
著者 小林正弥
196ページ
初版 2019年12月21日

著者紹介
ビジネス教育者、作家。株式会社スクールビジネス研究所代表取締役。
本業で結果を出して稼ぎ、結果の出し方を人に教えて稼ぐ、ダブルインカムの手法を実践。自分を商品にして1億円プレイヤーになる。

本の紹介は、帯に書いてありました。

最小の努力で、最速かつ圧倒的な結果を出す驚異のノウハウ!
すでに結果を出している人の「頭を使い」、自分以外の人の「時間を使う」、他力思考について紹介していきます。

ということで、この本を購入したキッカケは
『会社員から独立するぜ!』と意気込みながら、
自分ではどうすることもできず、
(長続きできない、どう行動していいかわからない)

他人に頼るにはどうすればいいのか?という思いで、買ったはず。

当時は、『独立したい!』という志があったわけではなく、『会社から逃げたい』『会社員のままの生ぬるい人生はダメだ』という、ネガティブで自分軸が定まっていない思いが原点でした。

それは目標が叶うわけないよね。

それは、さておき、『人に甘えてはいけない』という自分の中の制限を取り払うために、藁をもすがる思いで手にした本です(今はだいぶん緩まりました)。


この本から得たい事

人を巻き込むメリットはわかるのですが、どうすればいいのですか?

ビジネスチームっていいよね(あこがれ)


30分読書を終えて

本から、読み解いた問いの答えはコチラ。
『人の人脈を使って紹介されるようにして、その人に与え続けることで、自分のできないことを助けてもらう』

ビジネスでは紹介が最強の出会い

目次を読んで最初に気になった章が、『人の人脈を使う』です。
人と出会うのも、飛び込み営業のように、例えば異業種交流会に行く、セミナーに行って隣の人に声をかける、といったことは中々ヒットしない。

やはり、ビジネスでは紹介が一番いい。なぜなら紹介者の信頼を担保に相手に会うことができるからです。


そのためには、24時間365日稼働する『自己紹介ツール』を準備することです。
それは、youtubeのような自分のメディアを持つことです。作者もyoutubeを通じて、紹介を受けているそうです。

そのあとは、最初に無償で相手の望みをかなえる事です。
本書では、『相手の頭の上に賽銭箱を置く』と表現しています。
神社の賽銭箱のごとく、お金は受け取らず、成果物を賽銭箱に入れていきます。そうして信頼残高をためて、あふれてくるまで続けます。
すぐに、人脈をビジネスにしない。先行投資することが肝要です。
著者の小林さんは、本田健さんのボランティアスタッフから、すべてのご縁がつながったそうです。


そして、相手に提供して喜んでもらえるもの=自分の強みを見つけてそれに磨きをかけること。『これだったら、相手がよろこんでくれる!』というものを見つけてそれを相手に無償提供して貢献すること。

ただし、これって私にとって、一番難しいことなんですよ。
 ①自分の強みが何か?
 ②相手が喜んでもらえるものは何か?
 ③自分と相手をつなげる仕組み
この3つがぼんやりとしているんですね。

特に③の『どうやって困っている人と出会えばいいか?』がわからない。
巻き込むための『出会い』ってどうすればいいんでしょうね(切実)。

この点については深くは本書に書かれていませんでした。

自分の新たな課題です。最初は飛び込み営業で数多くの人に会うことからかなぁ…。


それ以外に気づきになったこと。

『自分に何もない人はパーソナルメディアを持て』です。

これは、人の困りごとの重要で頻度の高いものは『集客』です。
相手の集客に、パーソナルメディアのファンをつなげてあげると、
絶対に重宝されます。

けれども、『自分のメディアでどんなコンテンツを作ればいいか、わからない』というケースも多いです。

いきなりそれは、ちょっとなぁ…


本書では次の通りアドバイスがあります。

『自分の専門性がなくても、
それが備わるまで待っていては
いつまで経っても始まりません。
その場合は他者の専門性をわかりやすくブログに書くことから始めてみましょう』

『相手の知識を盗むのではなく、
お借りしている、広がる支援をしている、
というメンタリティで臨むことが大切です』

なるほど。まさに今やっていることやん!
他者の本をnoteで発信することが、自分メディアの第一歩なんですね。
(自分のメディアを持っているってそれだけでワクワクしますね!)

そろそろ先を見据えて、自分の色というか強みを見つけて、磨きをかけることに取り組んでいきたいです。


最後に

成功者の小林さんなだけあって、ご自身の成功した道筋が書かれていて参考になりました。

これを昔の私は、『この成功ノウハウを実行すれば、私も成功できる!』って思い込んでました。

そのままやる⇒上手くいかない⇒
気分が悪くなる⇒自分にダメ出しをする
⇒『無理だ!ダメだ!』となってました。

いまでは、自分の感情『居心地の良さ』で在ることで、自然と動けることがわかってきました。note記事もそのおかげで続いてきました。

小林さんも成功して、『やったー』という達成感を味わうためにここまで実行されているのが本を読んでわかります。


それと、『自分でできることはちっぽけなものなので、早めにギブアップして、他人に助けてもらうこと』という考えも新たに学びました。

ついつい、
『自力でやらなければならない』
『楽してはいけない』
『大きな対価は苦労しなければ手に入らない』といった自分の中での制限や思い込みに縛られてしまいそうになります。

明日から、早く人に頼る、人に相談する。
人に相談することで、選択肢の幅を広げてもらって、
決断するのは自分がすること。
そうして、サッサと行動をすすめていこう!という気になりました。

小林さんありがとうございました。


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