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ヒットする子供向けコンテンツは大人を味方にするのが上手い &12/22の日記

自分に子供ができたらヒーローものやヒロインものは絶対に見せないと決めていた。その信念は子供がTVをたまたまちらっと観ただけで脆くも崩れる。息子の食いつきが今までとは違うのだ。
お友達の影響もある。保育園では男の子は進行形で放送中の仮面ライダーやウルトラマン、女の子はプリキュアなどの話で盛り上がるらしい。遊びの時間は「仮面ライダーごっこ」で本人はいつも主役だそうだ(が、きっと皆主役のライダーを各々やってるはず)。
TVを観るのは時間さえ守れば止めさせる良い理由が見つからないので、毎週楽しみに観ている。大人も続けて見てると意外と話の続きが気になったりして一緒になって楽しんでいる節もある。
ただ、合間に挟まってるCMはいけない。関連するおもちゃ、おもちゃ、おもちゃ。誕生日もクリスマスもCMで見たものをリクエストする。良いお客さん。

100歩譲ってTVはOKとしてもまさか映画まで行くとは思っていなかった。しかも初日。。。どこから仕入れてきたのか来週の土曜日から映画が始まるとの情報を家で発表し、それを予定に入れるよう何度も言ってくる。驚いたのは前売り券をセブンイレブンで買うとシールがもらえるだの、劇場でも早くいけば何かもらえるだの、情報収集能力よ。
お友達に聞くんだろうな。熱心に一緒に調べてあげる親御さんがいるんだから見習わないと。何か興味があることにとことん一緒に付き合う。映画一つとってもその姿勢は必要。たとえ本音では親の気持ちは別の方向に向かせたくても。

さて映画。初めての2時間もの。途中敵の怪人が怖くなったみたいで「出たい・・」と泣きそうになってたけど、後半たくさんのライダーが出てきて盛り返すと息子も元気を取り戻し、登場するライダーの名前をそれぞれ教えてくれる。見たこともない20人の平成歴代ライダーの名前をなぜ言えるのか。不思議で仕方ない。
終盤、佐藤健くんが登場する。かつてのライダー。そして今や日本を代表する若手俳優。登場の瞬間、劇場のママたちが「あぁ!」と声を漏らす。子供を連れて映画を見る親を楽しませる重要なポイント。あのワンシーンだけで多くのママたちは「映画に来てよかった」となる。ああいう大人がグッとくる要素を必ず入れてくるのは面白い。

隣の席で熱心に楽しそうに吸い込まれるように観入っている息子の顔を見てると感動する。自分も昔、ヒーローものが確かに好きだった時期もあるし、子供と一緒に映画について話したり、本で名前のクイズを出し合ったり、人形遊び、公園でのごっこ遊び、ヒーローショーに一緒に行くなど、たくさんの思い出を作ってくれてる。戦隊モノを通して親子が密にコミュニケーションを取れているのは事実。これからも息子に興味が有る限りは全力で付き合おうと。
ただし、ヒーローがプリントされた服や靴だけは買わないからな。

ーーー日記ーーー
土曜日。晴れ。朝ママが仕事へ。12時前に笑福連れてばあばの家に。笑だけ預けて福とイオンへ。おうどん食べて劇場へ。ライドウォッチを買ってあげてしまう。。初めてのポップコーン。意外と止まらないのね。
その後ママとばあばと合流。靴をアウターを無印とユニクロで。パパもユニクロでダウンを買う。これがめちゃ良い。帰宅後就寝。
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