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もがきの中で

たまに自分が自分ですらいちゃいけない気がしてくる。
何度もそう思ってはそうじゃないって言い聞かせて。

こんなにもがいているのも自分だけなのかなとか
そんなもがきすら幼稚だねと言われてしまうのか
そんなことも変わり者だねと思うのか
いちいち気にするのは、自分に対しても相手に対しても同じだった。

"ただ楽しめばいい"という時間も
余計な思考や感情移入がついて回って
何重にも縛られている時間を感じるのかもしれない。

だからさっぱりしたような人を見ると
自分の複雑さだったり深さだったり熱さだったりが
浮き上がってくるから違いをひしひしと感じる。
それが時に、実際はどうかも分からない中で
冷たいとか寂しいとか物足りなさの感情にまで
引き起こしてしまう感覚になりかねない。

感情は無意識に肥大化する。

見たくないものを見ないようにしたり
感じたくないからと感じないようにしたり
考えたくないからと考えるのを放棄したり
それもたぶん解決にはなっていない。

それなら消えてしまえと思ってしまう気持ちも
ちゃんと分かってあげられるから。

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