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近くに感じられたなら

ひたすら不安な夜を抜けた。

最後には笑っていられるようにと、今を生きる。
いつか訪れる私たちを見るように、
歳をとっても笑っていられたらなと願う夜明け。

"一緒に生きていこう"
そう思えることが、日々の支えなんだと知った。
"誰かを近くに感じられること"が救いであり、
"周りは味方"だと信じられることが安心感になり、
"そばにいる存在"が強さになるのだと思う。

誰しもが孤独と戦い、寂しさや不安を乗り越え、
誰かを許し、心からの付き合いを求めていく。
もしも感じられない何かがあるとするならば、
真反対にいる可能性があるから取り戻したいね。

誰かを想えることの幸せ、幸せを願える幸せ、
これから始まる命も、ずいぶんと先にある命も、
やっぱり尊くて、遠回りしてるなんてきっと勿体ない。

無意識に一人で生きなければいけない過酷さばかりを見てしまうけれど、そうじゃないんだってことを知ってほしい。

遠くに感じていたものが近くに感じさせてくれたような、そんな安心感が私を強くさせた。
それが私を変えるきっかけでもあったから。
原点にあるのはきっと強がらないこと。
今あるものを大切にしようと思うことが始まり。
嘆いて後悔のないように、怖がらずに向き合おう。

今日を、現実を、認め、自分らしくあれるように
心も身体も大事に生きようね。

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