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ブラジル・アマゾン川でピラニアを釣りました【前田家の世界一周】
世界一周中に、絶対に行きたい名所がいくつかあります。例えば、メキシコであればテオティワカン遺跡だったり、パナマだったらパナマ運河だったり。
ブラジルでは、リオのコルコバードがその1つでしたが、もう1カ所あります。それは、アマゾン川です。
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行った結果、めちゃめちゃ楽しかった。
ブラジル・マナウスへ行く
ブラジルの楽園、ジェリコアコアラを後にし(出発したくない)、マナウスへ向かいます。
ジェリコアコアラを朝に出発し、午後にフォルタレザへ到着。夜の便でマナウスへ向かうスケジュールです。
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マナウスに着いたのは深夜を過ぎていて、宿に到着したのは朝の3時頃でした。
マナウスとは
マナウスはブラジルのアマゾン地域に位置する都市であり、アマゾン川の支流であるリオ・ネグロ川とアマゾン川の合流点に位置しています。
今まではブラジルの東側を中心に旅をしていましたが、マナウスはブラジル北部にあります。北部エリアでは最大都市と言われている場所です。
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そして、ここは、私たちの長い長いブラジル1ヶ月の旅を締めくくる最後の都市です。ついに来たか、という達成感。名残惜しさは逆にありません。
マナウスの滞在先
マナウスでは、アパートスタイルの物件に滞在しましたが、Bookingを経由して予約をしました。Airbnbの物件が無いわけではないですが、数が少なかったのでBookingです。
滞在した物件は、セントロから離れた場所にありました。というのも、マナウスではアマゾン川へ行くことを目的としていたため、セントロを観光する予定が無かったからです。
前田家の旅では、1都市・1やることを定めて、それを達成できればOKというルールにしています。疲れやすい夫婦の苦肉の策です。
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ローカルの人が住んでいる場所で、周りに特に何もありませんでした。小さな個人商店的なスーパーが何件かあるくらい。危険な思いはしなかったものの、清潔で安全といった雰囲気もなかったので、近所をむやみに出歩くこともありませんでした。
滞在先の詳細はこちらのnoteでまとめておりますので、ぜひご覧ください。
アマゾンツアー
マナウスではアマゾンツアー以外の観光らしいことは一切しなかったので、いきなりメインの話です。
アマゾン川を楽しむにはいくつか方法があります。例えば、ジャングルの中で泊まるキャンプや、川を下るボートなど。ただ私は虫が嫌いで、ちょい潔癖気味なところもあります。数日を跨ぐツアーはハードルが高いと感じました。
そこで見つけたのが、「時間がない人のための1日ツアー」!です。
このツアーでは、ジャングルトレッキング、川くだり、ピンクドルフィンと泳ぐ、ピラニア釣り、などアマゾンでやったら面白そうな企画盛りだくさんです。これだ。これしかない。
運命を感じたので、速攻こちらのツアーを予約しました。
なお、今回お世話になったツアー会社の詳細はこちらのnoteでまとめております!
ツアーの始まり
家の前に8時頃に車が迎えにきて、1時間半ほどかけてアマゾン川方面まで送り届けてくれました。この日は他に参加者がいなかったようで、プライベートツアーになりました。前日は15人くらい参加していたとのことだったので、ラッキーです。
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ガイドさんは英語が話せる方で、この道10年ほどだそう。アマゾンで見るものは何でも知っていました。
いよいよアマゾン川のアドベンチャーが始まります。
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怒らせていた。めっちゃ怖かった。
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アマゾンのジャングル内は日陰が多いですが、蒸し暑いです。私は汗をかきづらい体質ですが、思いっきり全身で汗をかいていました。持参していた水筒のお水はここで一気に無くなりました。
ジャングルのトレッキングは動物を探しながら歩きます。数歩進んでは止まり、静かに待ちながら動物を確認し、いなかったら進むといった流れを繰り返していました。夜の方が動物の活動が活発なようですが、途中で猿やアリクイみたいな動物を見ることができました。
この時点でヘトヘト。丁度よくお昼休憩に入ります。お昼は、アマゾン川の上に建ててあるボートハウスでいただきます。
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お昼ご飯を食べた後は、午後2時くらいまで休憩しました。太陽を遮るものが何もないので、真昼間は日陰で休むみたいです。最高か。
ハンモックが準備されていたので、ありがたく爆睡させていただきました。どこでも寝れるのは特技です。
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割としっかりと1時間くらい寝れたので、改めて出発した時にはエネルギーが全回復。昼寝は神です。
午後も暑かったですが、日差しはゆるやかです。真っ青な空に、ところどころ雲が流れてました。絵に描いたような景色とは、これを指すのかもしれません。
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例年より浮き草の数が多いとのことでした
次の目的地は「ピンクドルフィン」小屋です。ピンクドルフィン?初めて聞きました。
ピンクドルフィンは、アマゾン川流域に固有の生息地域を持つイルカの一種です。血管が皮膚の表面に近い位置にあり、血色が良く見えるためピンクとのこと。
さぞかし可愛いのだろうな〜と期待して向かいました。
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小屋の付近でピンクドルフィンが来るように餌付けしているようで、常連のドルフィンが多くいるそう。お兄さんが餌を準備し、水の中に入って水面をビシャ!ビシャ!と叩くと、イルカが寄ってきます。突然ぬっと顔を出すので、結構驚きます。
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ツルツルとしていて、ゴツゴツとしているイルカです。額がリーゼントのように出っ張っていて、歯という歯はありませんでした。平らに生えているような感じです。これって、本来そういうものなのだろうか。
そして、かわいくない。申し訳ないけど。
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想像していた以上に大きくて、ゴツゴツしていて、目がマメのように小さく、不恰好なイルカちゃんでした。去っていく時に、ヒレで足を殴られたので、「不恰好」って心の中で思っていたのがバレたんだと思います。ごめん。
アマゾン川でしか見ることができないイルカで、神秘的な存在ともされているそうです。このように目の前で拝むことができたのは、とても貴重な経験でした。
ここから更に先へ進みます。次は、夫が待ち望んでいたピラニア釣りです。
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ピラニアは木の影に生息しているようで、アマゾン川の深いところまでボートを走らせました。この時点で夕方4時半くらいです。
奥へ、奥へ向かっているとスコールが降ってきました。しかし、どこにも行けるわけではないので、激しい雨の中でピラニア釣りを始めます。
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簡易的な釣竿に餌をつけて、釣りを開始。ガイドさんは一発で釣っていて流石でしたが、私と夫は中々釣れず。
釣竿を垂らしては、餌を取られ、垂らしては、取られ。取られる時に、釣竿の先でガジガジとピラニアが歯を使って食べている感触は分かるのに、釣れない。ピラニアに負け続けました。
15分ほど粘った後、夫が初ヒット!
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1匹釣るのにも、こんなに苦労するとは思いませんでした。
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私も負けじとトライし続け、やっとヒットしました。
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釣りを終えて帰る時にはスコールが止み、綺麗な夕日が出ていました。
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ここから岸に1時間半くらいかけて帰ります。
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アマゾン川が夜に変わる時、自然に囲まれて川を下り、すごいところまで来たなと涙が出そうになりました。
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外がほぼ真っ暗になってきた頃、川をぐんぐんと進みながら、ガイドさんがワニを探そうとしてくれました。その姿を見ることはできませんでしたが、遠巻きにワニの光る目を1度だけ見ました。めっちゃ怖かったです。
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元々の場所まで帰ってきたら外は完全に黒です。そして、私たちの全身は雨と汗。きちゃない人間になっていました。
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濃ゆい、最高の1日だったな。
まとめ
見知らぬ動物に会うようなジャングルツアーではありませんでしたが、アマゾンでできるアクティビティを色々と経験することができ、アマゾン観光をお腹いっぱいできた気がします。汗をたくさんかいて、水にも入って、すごく疲れたけど楽しい1日でした。
これでブラジルの旅は終了です。こんなにブラジルで長く時間を過ごすとは思っていませんでした。また、ここまで色んな土地に行くとも思っていませんでした。ブラジルでやれることを、やり尽くした気分です。気持ちよく次に行けます。
次に向かうのはアルゼンチンです。
\私はこんな人です/
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プロフィール:
1987年生まれ。埼玉出身、11歳まで大宮で育つ。そこから親の仕事の都合でアメリカ・ニュージャージー州へ。2011年に帰国し日系メーカーに新卒入社。そこから外資金融メディア→外資製薬→外資メディアへ転職。2021年7月11日(セブン・イレブン)に前田塁と入籍し、2023年8月に仕事を退職し夫と世界一周、新婚旅行へ。
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