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図書館の神対応

本当は昨日が借りていた本の返却日だったのですが、悪天候のために足を運べず、先程返却に行ってまいりました。
私の地元の図書館は、一度の貸し出しが

  • 貸出期間は2週間

  • 合計10冊まで

と決められています。
そして、県内でも最新鋭のオンラインシステムを取り入れて、貸し出しや各種管理を行っていることでも有名な図書館です。

そんな地元図書館を愛して止まないのですが、本日、返却した5冊の本のうち、2冊をさらに延長(1度だけ認められています)して借りようと考えました。

史実などの調べ物をする際には、やはり昔の書籍から情報を拾わなくてはならないこともあります。
そのために、図書館にある「稀覯きこう本」を借りていたのです。

ところが、返却手続きと同時「再貸し出し」の手続きをしようとしたところ、カードがない!

どうやら、図書カードを自宅に忘れてきてしまったようです。

どうしよう……。
一度諦めて、また出直そうか?

ですが、寒い中また足を運ぶのが億劫になるのは、目に見えています。

そんな私を見かねた司書の方は……。
「よろしければ、『図書カード忘れ』の手続きをしていただければ、貸し出すことが可能ですが」

と、声をかけて下さいました!

マジですか!?

これもオンラインシステムが整備されているからなのでしょうけれど、本当に助かります。
カードなしで借りるのに実際に聞かれたのは、

  • 氏名

  • 連絡先

  • 誕生日

くらいでしょうか。
そういえばカードを申請する際に、そんな情報を提供したかもしれません。
それにしても、オンラインシステムが進むと今回のような事態にも、柔軟に対応してくれるのですね。

なにせ、借りようとした本をAmazonで手に入れようとすると、2万円強😅
出版元はすでにない出版社であり、かなり貴重な本なのです。
結構マニアックな内容であるのは確かであり、そうそう貸し出しの需要があるとは思いませんが、やはりじっくり読み進めたい。

それにしても、私の地元の図書館はスゴイ。
かつて、学生時代に県立図書館など他の図書館を利用したこともありますが、今の地元の図書館は、県内でもトップクラスの使いやすさではないか、と感じます。


結局、「紛失したかも」と肩を落とした図書カードは、自宅に置いてきたノートのポケットに挟まっていました。
ですが、本当に地元の図書館の心遣いは、もっと注目されてもいいと想います。

「図書離れ」が叫ばれて久しいですが、「紙書籍」、それも稀覯本に出会え得るのは図書館ならでは。

図書館というと、この作品を思い出すのですけれど、同作品のような近未来を招かないためにも、図書館で働く人々の心遣いに感謝したいものです。

これからも、読書家や学生を始め、サラリーマンや子育て中の親御さんなどに愛される場所であってほしいと思います。


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これまで数々のサポートをいただきまして、誠にありがとうございます。 いただきましたサポートは、書籍購入及び地元での取材費に充てさせていただいております。 皆様のご厚情に感謝するとともに、さらに精進していく所存でございます。