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須賀川市釈迦堂川花火大会

昨日俳句でも詠んだように、須賀川市で4年ぶりに「釈迦堂川花火大会」が開催されました。
その歴史は昭和54年からと言いますから、歴史が浅いか古いかは微妙なところでしょうか。
なにかの折に、釈迦堂川の水難事故で亡くなった子供の霊を慰めると聞いた気もしますが、由来は定かではありません。

私が子供の頃は、打ち上げ会場は市民文化センターの広場でしたが(当時はその近くに住んでいました)、現在では須賀川駅から徒歩10分ほどの、スポーツ広場で打ち上げられています。
須賀川駅から徒歩圏内ということもあり、現在では県内外から多くの人が観覧に訪れる、県内最大規模の花火大会と言われています。

当日

さて、子供の頃からこの花火大会を知っている地元民としては、「わざわざ混雑する中、足を運びたくない」という思いもあります。
ですが、花火自体は楽しみたいもの(笑)。
私の自宅は高台にあるので、自宅からも観覧できるのですが、せっかくですので、会場にやや近い?そして街の中心部にある「tette」の屋上から撮影してみました。

ちなみに、私のデジカメは連写機能がイカれてしまったため、全て自分でタイミングを測って撮影しております(苦笑)。
それでも、超お安かったデジカメ&連写機能を使っていないことを配慮した上で、比較的きれいに撮れた写真をピックアップしてみました。


tetteからスポーツ広場までは、徒歩15分ほどでしょうか。
それでも自宅よりはよほど会場に近く、屋内にいても花火の音が腹に響くほどでした。

さらに嬉しかったのは、シークレット打ち上げだった昨年までとは違い、「尺玉」が打ち上げられたこと。
花火の大きさは2.5号玉から40号まであり、一般的な花火大会では主に3~5号玉が使われることが多いのだそうです。実際に打ち上げられると開花半径は50~75mサイズ(開花高度120~200,mくらい)のものになるのに対し、尺玉(10号)の開花半径は約140m。開花高度も300mと迫力満点です。

今回の打上数は約1万発、人出も約30万人と、「県内最大規模」と称される花火大会が復活したのは、嬉しい限りです。
ちなみに地元紙によると、今年は有志により「手筒花火」も披露されたとのこと。

個人的には、tetteのテラスで思い思いに皆がくつろぎ、老いも若きも歓声を上げていたのが印象的でした。

私のお粗末な写真で恐縮ではありますが、晩夏(もしくは初秋)の雰囲気が伝わっていたならば、幸いです。
ちなみに今年は晴れた上に、そこそこ微風が吹いてくれたので、煙が流れ、撮影には絶好のコンディションでした(^^)
迫力ある花火大会の模様は、須賀川市内で畳店を営む久保木畳店様の「ポスト」からどうぞ!


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