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松ぼっくり酒観察日記(試飲もあるよ)
前回のあらすじ
初めて松ぼっくり酒を漬けたぞ
観察日記(週報)
6月から7月にかけて熟成を行いました。毎週どんな変化が見られたかツイートも残してみました。
松ぼっくり酒を漬けて1週間くらいが経った
— Kuroji (@k_kuroji) June 19, 2022
漬け込み瓶の中から強烈な針葉樹林の匂いがするんですけど、これ本当に飲めるようになるんかな…
松ぼっくり酒を漬けて2週間くらいが経った
— Kuroji (@k_kuroji) June 26, 2022
浮かんでいた松ぼっくりが若干沈んで液中を浮遊するようになり、液色は琥珀色になってきた(松ぼっくり酒観察日記)
松ぼっくり酒を漬けて3週間くらいが経った
— Kuroji (@k_kuroji) July 3, 2022
立派な琥珀色の液体だ だいぶ色が濃くなった気がする
相変わらず液面には松ヤニが浮かんでいるし、匂いは針葉樹林だけど、仕込んだばかりのギンギンした「松」はなりを潜めたみたいだ
松ぼっくり酒を漬けて4週間くらいが経った
— Kuroji (@k_kuroji) July 11, 2022
こいつ…赤くなってきてる!
チロルのZirbenlikör色に向かっているのだ
現在はカンパリのようなオレンジ色https://t.co/Wq39hHELEY
松ぼっくり酒を漬けて5週間くらいが経った
— Kuroji (@k_kuroji) July 16, 2022
真っ赤だ 液体が… これはもう漬け込みを止めてもいいのではないだろうか…
6週間目の試飲
松ぼっくり酒を漬けて6週間くらいが経ったので…
— Kuroji (@k_kuroji) July 24, 2022
松ぼっくりを上げて…コーヒーフィルターで濾し…飲んだ!
…!! !!!
![](https://assets.st-note.com/img/1658651834579-bQbSkc7Lfp.png?width=800)
なんか…爽やかで…糖分によってなんとなくミントキャンディな気配もあり…
— Kuroji (@k_kuroji) July 24, 2022
深呼吸する度に感じる深い森…これは…針葉樹林味です
悪くはない なぜなら私はイェーガーマイスターやヴォーツェルペーターの味が好きだからです
— Kuroji (@k_kuroji) July 24, 2022
もっとシンプルに「森」そして爽やかな後味…
悪くない感じです。なんか森の力で喉と鼻がスッキリします。
仕上げ工程があるらしい
Wer mag, gibt an diesem Punkt den Rum dazu.
Zirbenschnaps – aus den Tiroler Alpen
これはこのままで終わりなのか?とggったら、ラム酒をお好みで入れてるケースもあるということでした。香りに複雑さが出てよさそうです。
うちの松ぼっくり酒は一旦素のままで熟成しています。
世界のレシピを見てみよう
今回作った松ぼっくり酒は製法等踏まえるとZirbenschnapsというものに近いようですので、そのレシピを参考にカクテルを作れば美味しく飲めると踏んでいます。参考になるページを見つけましたので、今後試してみたいと思います。
個人的には、ZIRB 'N' TONICというものが日本でも作りやすいのではないかと思いました。なんてったってZirbenschnapsをトニックウォーターで割り、ローズマリーを添えればいいんですから簡単です。
Zirbenschnapsでグリューワインを作るレシピなどもあり(赤ワインじゃなくてもいいんだ)、酒文化の多様性を感じます。
まとめ
アルプスの高原のストーンパインでなくてもどうやら松ぼっくり酒が作れるらしい、ということが分かりました
— Kuroji (@k_kuroji) July 24, 2022
今後も一部地域でのみ食される良食味品種や適切な加工方法の開拓に努め、より豊かな拾い食い生活を行っていきたいと思います
おわり
ありがとうございました。
朝ごはんを毎日食べたいのでご支援くださ~い