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超久しぶりなnoteちゃん

読み飛ばしても大丈夫な部分:今まで何してた?


 大変にお久しぶりです。元書店員エッセイの人、コミナトケイです。
 といっても覚えていらっしゃらない方のほうがいまや大半かと思いますが……

 お前今まで何をしてたんだ? というお話ですが……

 父が亡くなったことや勤め先のリニューアルオープン、そしてそこの店長になったなどがあり、取り巻く環境が大きく変わったりしてました。

 まあ実はそこからさらに環境が変わりそうなんですが……
 これに関してはまた改めてどこかの機会で書きたいなと。

 まあみなさん知ったことではないですよね、すみません……
 こっそり小説なども準備してて実は誰にも伝えず少しお出ししたんですが、すぐにストックを使い果たしちゃいましたね。
 そしてあまりにサイレントな公開過ぎたことと、わたしの小説投稿サイトのフォロワーが軒並み活動を休止されていることもあって、ほとんどPVもつかずものの見事に埋もれちゃいましたね……

 収入は安定したのですが、可処分時間が圧倒的に減ってしまった……
 そんな中ではありますがそれ以外の休止作品も再開したい思いがあるのでなんとか活動していきたいですね。
 
 というかnoteちゃん、いつの間にか使いやすくなってますね。
 びっくりしました。

リハビリも兼ねて:ゲームの記事

崩壊:スターレイル

 『原神』をリリースしているHoYoVerseの最新作『崩壊:スターレイル』が面白い! 

 当初はターン制バトル? 今? と懐疑的なところもあったんですが。
 速度ステータスやスキル、追加攻撃、さらには任意発動可能な必殺技によって攻撃のタイミングに幅を持たせることができて、単純なターン制ではないところがいいですね。

 『原神』は面白いゲームではあるんですが、縦横高さがある複雑な操作性で、まあまあ敷居が高いのは事実としてあると思ってて。
 『スターレイル』ではあえてそういうウリを排除して、『原神』はやりたかったんだけどアクションゲームはちょっと……というカジュアルなゲーマー層をうまく掴むことに成功したのかな、と個人的に分析しています。

 今日びゲームは好きでもめっちゃ難しいのは無理、みたいな方も多いですからね。私なんかももれなくその一人ではありますが。
 ゲームは難しくてなんぼ、みたいなのはもう過去の話です。
 重要なのはいかに多くの人にも触れてもらうか。
 そのあたりのトレンドの変化は格闘ゲームなんかでもすごく感じます。

 初期の舞台となるヤリーロⅥにおけるゼーレとブローニャの二人に代表されるキャラクター同士の掛け合いとか、いわゆる関係性に重点を置くオタク層にも支持されている雰囲気もありますね。
 このあたりのキャラクターの魅力が高いというのは従来からのHoYoVerseの強みであり、今作においても遺憾なく発揮されているのかなと。

 大まかな部分は『原神』プレイヤーならば飲み込みの早い共通項もあったりするのですが、キャラクターを戦闘中操作できる原神と違い原則敵の攻撃を回避したりはできないという仕様上、防御力ステータスも捨ててはいけませんし、随所に違いを際立たせるフィードバックが加えられているな、と感じます。

 あえて不満点を挙げるとすれば、回避のできないゲームシステムにもかかわらず、回復キャラが少ないというところでしょうか。
 もっとも、今後の追加が回復キャラであることが確定している、低レアながら貴重な回復キャラであるナターシャさんが必ず入手できる、

味方にバリアを張れるキャラが初期からいる、冒険を進めれば主人公がいわゆるタンクの役目をこなせるようになる

など、救済はあるんですが……

 本日はそんなスターレイルのバージョン更新日。
 私は符玄ちゃん待ちを決めていたのですが、誘惑に負けて今回の新規ピックアップである銀狼ちゃんを引いてしまうでしょう……

本読みなどについて

 私は歴史好き、特に中国の歴史が小さい頃から好きだった、というのがありまして。
 でも三国志にはあまり興味がなく(嗜み程度)、清朝中国、それも末期がもっとも惹かれるという、いささか変わった嗜好がありました。しかもあの有名な『ラストエンペラー』を観る前からだというのですから、筋金入りです。
 李氏朝鮮や百済、宋(有名な北宋と南宋ではなく、いわゆる倭の五王が交流した南北朝時代の宋)なんかにもシンパシーを感じてしまったりと、王朝末期が好きな傾向があるのですよね。三国時代でなら、劉備時代の蜀ではなく劉禅時代と言いましょうか……滅びの美学みたいなものかもしれません。

 そんな歴史趣味を満たすために最近はひそかに書籍を仕入れたり。
 『朝鮮紀行』など細々と読んでいたのですが、特に創作に活かせそうだとなったのは、『西太后に侍して』という徳齢の書いた本ですね。

 かつてわたくし、清朝末期の皇帝で『ラストエンペラー』宣統帝溥儀の前代にあたる光緒帝の異世界転移のお話を書いたことがある(現在取り下げ中)のですが、この『西太后に侍して』を読んで色々と認識を改める必要に迫られましたね。

 基本的には中国を実質的に半世紀ほど支配した西太后に2年間通訳として付き従った女性が書いた本なので、取り上げられるのは自然とほとんどその女傑についてになるのですが……

 本当にわずかながら、その傀儡に終止した若き青年・光緒帝についても触れられていて、それが今までまったく知らなかった姿として生き生きと描写されているんですね。
 英語に興味を示し、ピアノを弾いてみせるなど、それまで私の想像していた皇帝の姿とはいささか違ったもので、久々に衝撃を受けました。
 これはますます光緒帝の性格について、ゼロベースで組み直さなければなと。自分の中では大きな収穫でしたね。

 もっとも、この徳齢さん、自身にとって不利なことには触れなかったり、かなり著述内容を『盛った』ことでも知られており、それはこの本を入手する前からわかっていました。なので、この本に書かれている内容すべてを信用するのは極めて危険なのではありますが、創作のアクセントとして参考にするのならばアリだなと。
 
 というわけで、どうにか時間を割いて過去作のリニューアルなどをはじめ、創作活動にも戻っていきたいですね。それも店長としての仕事に慣れてくれば徐々に……とは思ってます。

ひそかに公開していた小説

 こんなやつです。

 ふとしたことで学園の高嶺の花であった少女の秘密を知ってしまった少年がなんとか彼女の支えになろうとする、というお話なんですが……

 その秘密が、ある歴史的な事件なんですけど、これがまた創作になってる事例がほとんどなくてですね……(中国ではあるかもしれないですが、日本国内ではまずお目にかかれないレベル)
 おまけに歴史の解説書を読んでも詳しい内容に触れてなかったりするんですよね……つい最近出たハードカバーのまあまあ高い本にはチラッと言及があるんですが、それだけ。

 しかし中国の原文にあたろうとしたら1冊1万オーバー(しかも大陸からの輸入であり、送料別)ときた。いや、実のところネット上には原文がある(昨今話題のsci-hubなどではなく合法的に)んですが、やはり可能ならば書籍として持っときたい……とはいえ、なかなか手が出ません……
 あとは裏取りが怪しい本が貶める目的で過度におどろおどろしく取り上げてるくらい……というように、まったく新しい分野を開拓していくことの難しさを痛感する次第でした。

 いや創作なんだから史実なんて参考程度でいいだろ専門家でもあるまいし、と言われればそれまでかもしれませんが……
 取り扱うのは中国の輝かしい歴史……などではなく、むしろ、中国史上でも一二を争うレベルで汚点となっている事件なだけに、ひとたび間違えれば大炎上なんですよね……
 いやはや、なんでそんな難しい題材をわざわざ選ぶかね、と自分でも頭を抱えてますよ(

 昔それなりに話題になった書店員エッセイみたいに、内容を読んでもらえさえすれば……と思ってるんですが、そこに至るまでどうすればいいのやら……というところが正直なところです。

 今更新が止まってしまっておりますが、続きは考えてあります。
 文庫にして2巻ぶんくらいの内容は考えてあって、あとは本文を出力するだけ……なんですが、それが難しい……

 時間がない時間がないは言い訳だ、みたいなことを上司にも急き立てられますけども……とはいってもやはり可処分時間が短いのは覆し難いのですよね……ゲームをするなという話でしょうけど、これは精神安定上必要なので……(

 まあよくも悪くも収入はある程度安定したので、あとはポックリ倒れないようにしつつ、ゆっくりやっていこうかなと思ってます。
 とりとめがありませんが、今回はこのくらいで。それでは。

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