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16 解釈の砦から、自由になろう

自宅作業日。という名の、自由時間(笑)
朝からビジョンのクラスにでて、クラスの後にクラスメートと話す。
葛藤や、嘆きの奥にある願いに、どう出会っていくのか。
そのナビゲートをすることが、いつもわたしの関心事項になることに、あらためて気付かされる。「葛藤」とか「対立」とか、近寄りたくないよ、めんどくさいし。という自分がたしかにいるのに、なんだかフラフラと寄っていっているみたい。


対立がおこっているとき、願いや、ニーズは、抽象化すればするほど、分かり合えるように思える。実際に、ことばの上では同意できるし、根底では、同じ願いをもっていることにも、思いを馳せられる。

けれど、それを叶える手段で意見がちがうとき、どう歩み寄っていくのかな。ニーズで、相互にわかりあえたとしても、手段ですれちがう。
その手段が、ときに、お互いの痛みを引き起こすことも、ある。

「調停」「葛藤解決」の対話について、少しずつ学んではいるけれど、この部分については、まだ確信がもてない。


いくつかの場所で、大きなビジョンはいっしょだけれど、叶える方法のちがいが埋められず、やっぱりわかりあえないと嘆く場面を目撃してきた。
それは、いつもとても悲しくて、切ない。情熱もあって、実行力も影響力もあって、でも、力を合わせることはむずかしいなんて。

願いが強ければ強いほど、痛みも強くて、反応を引き起こし合っているように見えた。そういう現場では、空気に漂うヒリヒリした感じに、こころがぎゅっとかたくなっていたことを思い出す。どれだけの痛みを感じながら、傷つきながら、情熱をもって戦っているんだろうって、切なくなっていた。
そう、戦っていたんだな。よくわからないなにかと、必死に戦っていた。でも、なにと戦っていたのかな?

願いがつよいほど、同時にしっかりと痛みをケアしていくことがたいせつだなって感じて、「支援」と名のつく現場で奮闘しているひとに、「自分へのケア」を届けたいとわたしが願うのは、あのときのヒリヒリした空気感と、そこで広がっていた戦いへの無力感からきているのかもしれない。


むかし、大地を守る会(今は、オイシックス・ラ・大地、ですね)の藤田和芳さんに、お会いする機会があって、そのときに「純化しすぎないようにね」(若くて、青々しかったからかしら…)って言われたことがある。
その、歴史を含んだずっしりと重たい言葉は、今も深く胸に刻まれていて、それ以来、ふんわりと、寛容に、オープンに、世界を眺めようって、心に決めた。そのことばに、たくさんの悲しみがこもっていたように感じたから。


夜、とある説明会に参加していて、ふわっと物の見方が変化する様子を見せてもらった。解釈の砦からするすると抜け出して、自然に差し出されるアクション。
まるで対立なんて、どこにもなかったかのように。
というか、対立というのは想像の産物でしかなくて、最初からどこにも存在していなかったのかもしれない。

そんな、小さな小さな心のなかの変化が、きっと大きな変化につながるのかも。



ライティング・ライフ・プロジェクト2期の募集をかけようと思っていたのに、日中は絵を描くのに夢中になっていて、すっかりと夜になってしまった。どうしよーう。。。
明日は、ライティング・ライフ・プロジェクトについて書きます!(宣言)

絵を描くことと、ピアノを弾くことは、時間感覚を喪失させる気がする。

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