中国内需が冷え込めば、軍需輸出が増え始める・・・かな

中国が軍需輸出に重心を置くようになる・・・かな。民需の信用不安が年内から徐々に高まると予測しているのですが、そうなれば。(以降、妄想)

アメリカ合衆国も驚くほど、中国の軍需産業の能力は高まっています。ほぼ、国有ですから国の資本も投入しやすい。そこに、「なにをすればいいのか」をはっきりさせて優秀な人材を投入するのでしょう。

「なにをすればいいのか」これを明確にすると、東洋は、俄然、ちからを発揮します。日本もそうだと思うのです。

「あたらしい発見、おもしろいこと」については、欧米の独擅場といってよいでしょう。ですが、ベクトル合わせに難がある。

ベクトルを合わせた中国。内需が落ち込んでも「発展途上国が欲しがるヒト・モノ・カネ」に照準を定め、長期の融資で世界を徐々に中国派に塗り替えていく。

内紛を抱えている国には、特に入り込みやすい。軍需産業が生み出した「安くて使いやすい」武器。高度技術は、なにがしかの担保を取って、中国主導で "教育" していく。

西側のベクトル合わせに時間がかかっている間に、世界では中国派が増えていく。「なにをしていいのか」わかりにくくなった日本はそのちからを発揮できずにいる。

「中国は、国境線を変えずに "浸透" していくこと選ぶ」

それが、私の妄想です。中国の内需が冷え込めば、浸透が広がります。最初は軍需で、つぎに文化・教育。

欧米と日本とアジアの自由民主主義諸国。その浸透にどう対峙していくか。自由・資本主義の浸透圧が弱まる中、あらたな "濃度の高い何か" を生み出さねばならないのかもしれません。それは、欧米の独擅場からか、それとも、衣替えした日本からか。

#日経COMEMO #NIKKEI

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