喜怒哀楽、ビッグデータの辿り着く先

そう、本記事にある通り、「大企業の中間管理職にパッションがない。このままではだめとわかっているが、学び直す勇気がない」という現状があります。これ、大企業に関わらず、あらゆる組織の中間管(寒)理職にいえることかもしれません。

どんどん増えるデータ。5Gの時代はさらに拍車をかけるのでしょう。上からの強烈な指示と下からの突き上げ。その原因となるのは、ビッグデータから得られた ”おもわしくない” 現状の数値。ほぼ、お手上げ状態の中間管理職。熱くなったり寒くなったり、その繰り返しで心にひび割れができます。

打開策は、ビッグデータを逆手に取った新たな提案。上にも下にも有効な提案。自身の承認欲求やら自己実現を満足させられる提案。これをどうやったら創り上げられるか。案外、今の心のひび割れがヒントになるのかもしれません。

心。その動き。人の感情のその先にあるモノコト。これが提案のベースにあれば、ビッグデータをそのままうのみにしない新たな世界を創り出すことができるのかもしれません。

自身の心のひび割れをよく観察する。そのひび割れのカタチ、フカサ、ケイジョウ、ハヘンのクミアワセ、クッツクのかハナレルのか・・・。この辺のサイエンスを鍛え上げるコト。それが、あらたな提案に結び付くのだと思うのです。

需要と供給。究極は、人々の心のひび割れ方から発します。つまり、喜怒哀楽をサイエンスすることで、次の利益を生み出すことに繋がるのです。ビッグデータは結果でしかありません。その結果により、人々は喜怒哀楽を示します。だから、次の喜怒哀楽を求めてやまないのです。

ビッグデータから発せられた現状の数値。これに右往左往する中間管理職。もし、上記の仮説がホンモノなら、数値に躍らせられない喜怒哀楽のその先を見通す ”頼りになる中間管理職” となれるのかもしれません。

「ココロガサムイ」と震えている中間管理職の皆さま。データサイエンスというコートを身にまとい、あらたな新天地を目指しませう。きっと、ひび割れを潤す豊かな未来がまっていますよ。



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