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【仕事術】『やる気に頼らずすぐやるひとになる37のコツ』大平信孝(かんき書房)

行動するまでが遅い!
思い立つものの動くのは数日かかる!
そんな同士の皆さまへ!

概要・おすすめ度・読者対象

おすすめ度:★★★☆☆
読みやすさ:★★★★★
・社会人~
・何事もすぐに着手するのが苦手な人
・やりたいことをやりたい人
・三日坊主になっちゃう人
・起業したい人

すぐやれない理由を性格別に提示し、行動を起こしやすいマインドを解説
行動を持続するにはどうすればいいかも提示し、最後には目的をハッキリとさせることで、行動力を生み出す方法を解説する

本書は、あなたの「すぐやる」スイッチを取り戻すための本です。このスイッチは誰もが持っているものです。実は、「つい、先延ばししてしまう人」は、そのスイッチの入れ方を忘れてしまっているだけなのです。
『やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ』大平信孝/著

好きなポイントと注意点

この本を読んで目から鱗だったことは2つ
・目標の立て方は人の性格別に3パターンあり、それぞれが全く違うということ
・タスクはクリアすることだけが目標ではなく、どのくらい着手できたかも評価していいこと

全体を通して、一貫した目的・目標を持つことが大事とされている。
頭よりも心の声を聞いて目標を立て、タスクを細かくしてスモールステップを作る。
目標やスモールステップは変えていい。
ぶっ飛んだ目標を立てることを推奨しているが、何より心の声を大事にすることを重視するといいのだとか。

また、性格や陥りがちな癖別に、書かれているため、自分に合った最適な「すぐやる」コツを見つけられる。
何が自分の「行動ブレーキ」になっているかも知ることもできる。

私の行動ブレーキトップのヒントはこの二つ。

予想外のトラブルが重なることも、行動を阻害する要因になります。
こういったとき、「行動ブレーキ」を外す方法は以下の2つです。 ①原因を特定して、阻害要因を排除する ②目的にフォーカスすることで、阻害要因の影響を小さくする
『やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ』大平信孝/著
実は、中断した仕事を、スムーズに再開するにはコツがあります。 
それは、再開後、最初にとりかかる仕事をあらかじめメモしておくことです。
『やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ』大平信孝/著

この本の構成は
・すぐやる!という方法は前半
・半ばから後半はやる気を持続させる方法
全てを読む必要はないので、必要なところだけ読んだらいいと思う。

余談

”マルチタスクは悪” と言われているのをご存じだろうか。
そうはいっても!そうですけども!現実は!マルチタスクだらけだよ!
という気持ちは私だけではないと思う。

そんな環境でもやる気を出すために、目標というのが大事なんだそう。
それも、自分の気持ちに素直なって立てた目標が大事。

最近「面白くないことはしないんです」という人に何人か会った。
もう正直ただただうらやましい。そんな社会人になりたい。

今私にできることといえば
面白くないことは手をとことん抜く ことだと思う。
そして面白くないことは「すぐにやれない」ので、タスクをとことん細分化して、機械人形のごとく働く。
面白いことはアイデアを出してとことんやる。

働くのって大変だけど、たまに嬉しかったり楽しかったりするじゃないですか。
その気持ちを大事にしたいな、と思えるし、そうできるようになると思いますよ。