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期待するな

「期待してるから頑張って!」

なんて言ったこと、言われたことありませんか?

今回は、この”期待”についてちょっと書いていこうと思います。


期待は他人をコントロールしている証拠


「期待してるから頑張って」

「お前は期待を裏切った」

「期待通りの活躍だった」

こんな言葉をかけられた人は

「期待されているから頑張ろう」
「期待されてプレッシャーだな」

「不甲斐ない結果を残してしまった」
「次は結果を残せるように頑張ろう」

「期待に応えることができて嬉しい」
「次も期待に答えられるように頑張ろう」

といったように、期待される側は様々な受け取り方や感じ方があり、心理的な変化が起こります。

期待されることで、時にはモチベーションとなり、時にはプレッシャーとなり、プラスにもマイナスにも作用します。


では逆に、期待する側はどうでしょう。

期待する側の心理として、

「この人には自分にとってこうあってほしい」

という”願望”が内在的に存在していると思っています。

つまり、無意識的に他人をコントロールしようとしているのです。

”期待”は「この人は自分にとってこうあってほしい」という願望に対する相手の行動(結果)に見返りを求める心理が働いています。

これは人間の欲求のひとつであり、”期待する”ことは当たり前で、本能的なことだと思います。

ですが、他人を完全にコントロールすることは不可能なので、他人に期待することは無駄なことだと思っています。


期待するより応援しよう


では、人と関わっていく際、どのように接すれば良いか。


”応援”をしましょう。


というのが僕の考えです。

もちろん応援された側は、その応援もプレッシャーに感じたり、マイナスに働いてしまうこともありまが、あくまでこれは第一者の立場での考え方です。

”応援する”は”期待する”に少し似ていますが、応援は相手に力を添え助けることなので、ここに見返りを求める心理は働いていません。

他人をコントロールしようとする心理は働いていないのです。

期待した側には「期待を裏切られた」等のマイナスの作用が生じる場合がありますが、応援した側にはそういったマイナスの作用が生じることはありません。

応援された側は

「応援してくれてありがとう!」

となりますが、

期待された側は

「期待してくれてありがとう!」

とはならないですよね。

この「応援してくれてありがとう」が結果として見返りになるのです。


なので、『期待するより応援しよう』ということで締めさせていただきます。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

では、次の記事で。

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