マガジンのカバー画像

ヘアカラーの不都合な真実 | 白髪が増える理由

8
ヘアカラーで白髪が増える。あなたはそれを聞いても今のヘアサロンに通い続けられますか?ヘアカラーでヘアサロンを選べるような記事のまとめです。
運営しているクリエイター

記事一覧

ヘアカラーの不都合な真実8

ヘアカラーの不都合な真実8

残留アルカリの継続する髪のダメージアルカリは何のために入っているのか。

多くのヘアカラーやパーマでは必要なアルカリ。一体何のために入ってるのでしょうか?

サロンでは日常のように使われているアルカリの存在。

タンパク質を溶かして薬剤の浸透を良くする目的で配合してあります。

溶かす?膨潤じゃないの?と感じた方も多いかと思うのですが、タンパク質を溶かすと水分が浸透しやすくなります。膨潤というのは

もっとみる
ヘアカラーの不都合な真実7

ヘアカラーの不都合な真実7

残留ジアミン除去で継続する酸化をSTOP!ジアミンは着色するから除去しては染まった色がなくなるのではないか?というふうに思う方もいらっしゃると思います。

ここでの意味は未反応のジアミンを酸化反応させることで違う物質に変えるということです。

つまりしっかり酸化反応させることでその後の酸化を起こさないということです。

なぜ酸化が継続するの?

未反応の化学物質は水分を含むたびに酸化を起こす!!水

もっとみる
ヘアカラーの不都合な真実6

ヘアカラーの不都合な真実6

細胞を劣化させる未反応の残留成分残留除去は過酸化水素だけでは無かった

これまでヘアカラーになくてはならない過酸化水素に着目してきました。

過酸化水素の分解だけでヘアカラーをすると白髪が増えるという現実が無くなるのか。
答えはNOです。

新たなリスクを生む残留成分とは

実はヘアカラーに必要なあの成分。
特に白髪染めの文化はこの成分の発見で飛躍的に伸びたと言っても過言ではない成分。

それはジ

もっとみる
ヘアカラーの不都合な真実5

ヘアカラーの不都合な真実5

白髪の原因!過酸化水素を分解する!!どうやって分解するの?

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、過酸化水素の分解は

酵素 × 過酸化水素 = 水と酸素

に無害化されます。

過酸化水素を分解するとこうなる。

remove には分解酵素が入ってます。
過酸化水素に分解酵素を混ぜると化学反応が起きます。
即効性があるのでこのように見て分解がわかります。

即効性のポイント:混ぜたらすぐに反応

もっとみる
ヘアカラーの不都合な真実4

ヘアカラーの不都合な真実4

白髪の原因になる活性酸素活性酸素は数十種類存在する

ヘアカラーでなくては始まらない過酸化水素。過酸化水素は活性酸素の一つです。

スーパーオキシドアニオンラジカル
もっとも初期段階の活性酸素

一重項酸素
紫外線によって発生。反応力が強い

過酸化水素
酸化力は強くない。しかし最も毒性の強いヒドロキシラジカルを生みやすい

ヒドロキシラジカル
過酸化水素が、体内の銅や鉄と反応することで発生

もっとみる
へアカラーの不都合な真実3

へアカラーの不都合な真実3

酸化が引き起こす白髪のメカニズム髪の毛の色素は色素細胞(メラノサイト)が作っています。
実は色素細胞と酸化には深い関係があるのをご存知ですか?
色素幹細胞は酸化による劣化で細胞分裂ができなくなります。

つまり白髪は、色素幹細胞が酸化などの影響でDNAが損傷を受けることが原因で発生します。ここまで西村教授が発表されていました。
ヘアカラーの酸化ストレスで細胞分裂が出来ずに色素細胞が作れなくなる。そ

もっとみる
ヘアカラーの不都合な真実2

ヘアカラーの不都合な真実2

ヘアカラーをすると〇〇が増える!?ヘアカラーで艶髪ゲット。

ヘアカラーして艶髪を手に入れたら気分良いですよね。
現在の日本では一生に一回もヘアカラーをしない人を探す方が難しい現状。
ヘアカラーすると〇〇が増える。
この〇〇に入る文字はもちろん艶髪ではありません。

ヘアカラーには体に良くない物質が入っている。
その事にお気づきの方もいらっしゃるかも知れませんが。

これから美容業界で禁断のヘアカ

もっとみる
ヘアカラーの不都合な真実1

ヘアカラーの不都合な真実1

白髪になるメカニズムが解明されていた!?サロンでお客様からこんなこと聞かれたことありませんか?

「なんで白髪になるの?」

15年前は、はっきりと答えられなかったこの質問。

「遺伝ですかね〜?」「老化ですかね〜?」

私はこんな回答でお客様の質問に対してオブラートに包んでいました。

ところが、実は白髪になるメカニズムは解明されていたのです!!!

原因は細胞の劣化だった!!

発表されたのは

もっとみる