給食で「食育」を誤った方法で使わないでほしい
3年目にして、幼稚園の給食の実態を知った。
幼稚園では、給食の日と、希望制給食の日と、お弁当の日がある。
新年度ということで、今年は給食の写真が送られてきた。
書面での資料は、以前から問題アリアリと気がついていたが、管理栄養士が考えているということで少なからず妥協して、
「我が家では提供しない食材や調理法の物を、時には皆と食べても良いだろう」
そう意を決して、目を瞑っていた。
下は次男のはじめてのお弁当に、以前作ったものだ。
日本人の食性に適したバランスは
まめ
ごま
わかめ
やさい
さかな
しいたけ
いも
がとれていれば、オッケー👌
足りなかった「しいたけ」は、ほかの食事で補った。
分かりやすく、そのキーワードからみてみる。
まめ?
ごま?
わかめ?
やさいは、水煮だ。これでは栄養素が抜けている。しかも薬漬けだろう。卵の中に何やらあるやさいも、全く魅力を感じない。
さかな?
いもは、小麦で妥協する?
これでは、少しもバランスがとれていない。
美味しかったか、年長の長男に質問した。
「日本人って白いものが好きなんでしょ?」
私がセミナー資料で、多用する言葉だ。
先程、園の主任と電話をした。
主任「やっぱり、揚げ物とかですかー?」
私「揚げ物だけの問題ではなくて、保護者の救いや食育の参考となるはずの給食なのに栄養バランスが取れていなくて、云々〜」
主任「園に給食室がなく業者に委託するしかなくて、その内容に関しては意見などを伝えることはできます。でも現状では、食育の一環として家庭で提供していない食材や形の物をみんなで食べることの意味を重要視して欲しいという園の願いも強いです。次男君はまだ年少だから皆と違っても気がつかないかも知れませんが、長男君は可哀想ですし、こちら側のサポートも必要になります。」
私「我が家もその気持ちで今までお願いしていました。でも息子に聞いてみたら、体に良くないから嫌だった。前は皆とおしゃべりして食べてたけど、今は離れておしゃべりもダメだし、つまらない。と教えてくれたんです。そう考えると、皆と食べる食育の目的とは違っていますし、云々〜」
結局我が家は、諸々事情理解いただき、個別対応の手続きなどしてもらう方向になりました😅
この労力、食の理解が1960年代から誤って進んで、世界一遅れている栄養後進国の日本だから生じるのでしょうね。
オーガニック給食の動きも、出てはいます。
でも、指導者の理解はまだまだです。
私個人として、本来給食に願うことは、
♧忙しい保護者の支えになる食の提供
♧現代食で不足している栄養素の提供
♧心身健全な発育のための参考となる食育
♧安心な食材の提供
です。
保育園では、「皆で楽しく牛乳を飲むことが食育だから、息子を除け者にして可哀想、嫌なら診断書か転園」と言われた記憶が蘇ります。
不健康と分かっている食を、皆と食べる行為を反対することが、子どもにとって可哀想と言われますが、なんでしょう?
相談している親の気持ちが分からないのでしょうか?
そんな折に、さすが泉大津市南出賢一市長👏
気持ちが報われます♡
窪塚さんのチャンネルでも、タイミングよく給食について触れていました☺️登録していないと途中で切れてしまったので、最後まで聞けなかったのですが😅
健やかな発育には、親の妊娠前から幼少期の食育が必要だと感じます。
各栄養素の理解、有害ミネラルの問題、白い食材の問題、トランス脂肪酸の問題、添加物の問題、加工の問題、遺伝子組み換え食品の問題、環境ホルモンの問題、土壌の問題、水の問題、……
話はいくらでもあるのですが、
簡単に網羅するならやはり、
まごわやさしい食材をとること。
それで大部分は解決できるのではないでしょうか♡