江原嘉夫 Skipper

定年まで1社勤め上げたサラリーマンでした。現役時代から私は会社の看板なしに世間に通用す…

江原嘉夫 Skipper

定年まで1社勤め上げたサラリーマンでした。現役時代から私は会社の看板なしに世間に通用する人間なのか自分で確かめたく思っていました。現役中にはなかった海外駐在体験と、自分は社会貢献できる意義ある存在でありたいという思いから、海外での社会事業の起業に挑戦しています。

最近の記事

環境NGO&英語研修ともさようなら

環境キャンペーンレガッタのあった日は研修最終日でもあり、その夜、farewell Partyを催してくれた これまた私のリクエストでシーフードレストランへ行かせていただいた。 研修教師のDさんが、またまたおきゃんぶりを発揮して、Ocho Ocho Danceを教えてくれ、みな大爆笑となった。 とにかくDさんは愉快な女性である。お返しに私が教えたガラスのコップのマジックを倉田さんにかけて、これまた見事に成功! Ikaw-Akoでこのマジックの洗礼を受けた者は多数!しかも失敗例

    • 環境キャンペーンレガッタに参加

      2012年8月17日(金)  私の研修最終日。アウトリガー・カヌーのレガッタ祭りに参加した。 事前に私の趣味がヨットだったこともあったのか、倉田さんの粋な計らいである。 環境キャンペーンレガッタは、漁民が自給自足の生活をしているために政治不参加で環境問題への関心がゼロなため、環境意識を啓発させるためのもの。 環境汚染は漁民の生活圏が脅かされつつある危機にあり、政治参加することが大事であると女性市長が考え、企画したイベントである。なかなか先見性ある人物だ。  帆、艇、人の絵柄

      • 研修ハイライト 国際交流

        2012年8月16日(木)  今回の英語研修のハイライトである。 来比前から、公立高校で日本文化紹介をすることを求められていたので、事前に倉田さんとやりとりをして日本料理の「出汁巻き卵」を紹介することにしていた。 まず、研修センターで英語教師と一緒にお料理のレシピ解説と手順作成を行い、引き続き出汁巻き卵作成のリハーサルも実際にやって英文手順書の最終チェックをした。 ヒロさんトムさんも料理の要領を合点して、午後、いよいよ98人の生徒の待つ本番のお料理教室へと向かった。  お料理

        • 研修休んで滝見学へ

          朝早くからIkaw-AkoのスタッフのCさんにアテンドいただき、バス、ジプニー、バスと乗り継いで約2時かけて目的地に向かう。道路はサトウキビ畑の間をひたすら走る。民家もまばらで緑一色である。 山間部に入ると民家が見えた。都会のごみごみした街並みを走りぬけた後だったので、こんな田舎の村では、とてもごみ収集車が来てくれるところではないなと思った。 マングローブの植林ボアランティア経験は確かにやさしい心を育てるが、現実にはごみ収集車が来ないとか、ごみ処理施設がないとか、社会イン

        環境NGO&英語研修ともさようなら

          環境NGO&英語研修体験 フリータイム

          研修センターでは、研修生同士で朝、昼を一緒に食事をします。寮母さんの料理の腕もよく、毎日、おいしい食事を頂いて研修生の間で話も弾む。  食事中は自然と何気ない世間話に始まり、「バコロドへは関西空港発なら5万円で往復できるよ」という耳寄り情報を頂いたり、昨日の出来事の感想などなど、いろいろ話します。  ヒロとトムは、ここの食事はとてもおいしいと言っていた。確かに旨い。彼ら二人は他の英語研修学校にいた経験があり、そこの食事が口に合わなかったので外食していたとのこと。私は初めての英

          環境NGO&英語研修体験 フリータイム

          環境NGO&英語研修体験 5日目

          2012年8月14日(火) 英会話個人レッスンは、現場で手作りの生の授業だった。権威的な資格検定を意識したガチガチのものではなかった。 英語の発音練習と、短いトピックを例題にして自分の価値観に基づく意見を表現するレッスンと自分自身の仕事の概要を説明するレッスンであった。価値観は自分しか語れないので話さざるを得ない。話したい気持ちと表現しきれないもどかしさを感じるのでなかなかいい教材だ。 背の高いDさん(写真中央)はおきゃんな人柄だが、なかなか鋭いセンスの持ち主だ。早口だが発

          環境NGO&英語研修体験 5日目

          環境NGO&英語研修体験 4日目

          2012年8月13日(月) 今日は英語レッスンの初日。研修生3名全員が先生が名前を呼びやすいように愛称を決めて受講した。ヒロさん、トムさん、スキッパー(私)の3人が研修センターの第一期生だ。3人の看護士さんが個人教授として来られた。 1時間3交替で4時間の個人レッスンだ。現金収入のある看護士さんになる方は、現地ではエリート。確かに、話してみると若いのにしっかりとしている。高学歴の才女達だ。初日なので、講師が替わる度に自己紹介と仕事の経験とか将来の夢とか楽しい話をした。自分の

          環境NGO&英語研修体験 4日目

          環境NGO&英語研修体験 3日目

          2012年8月12日(日) 今日はお休みの日曜日。 Ikaw-Akoの研修応募時に、事前に海に行きたいとおねだりしていたところ、Ikaw-Akoフィリピン駐在責任者の倉田さんが、あっさりとLakawon島の海水浴&BBQをアレンジしてくださいました。  軽四輪に揺られること数時間。さらに海岸からアウトリガー・カヌーに20-30分ほど乗ってLakawon島へ。水はとてもきれいだ。 ビーチは白い砂浜。ドライバーさんがビーチで豚や鶏のおいしい焼き肉を作ってくれる。私たちはおいしいB

          環境NGO&英語研修体験 3日目

          環境NGO&英語研修体験 2日目

          2012年8月11日(土) マングローブの植林ボランティアへ参加。Ikaw-Akoのボランティアスタッフとして山間部から来る高校生達の植林体験に随行員として参加した。つまりホストの立場、バリバリの旅行者なのに変な感じ。NPOの立場が信用を得ているのか?どうも、日本人であることだけで信用があるらしい。植林体験の趣旨は以下のようなもの。山間部で捨てられたゴミが川を下り、海に流れ出た後に潮流の関係でマングローブ林に流れ着き、マングローブの芽にからみつき、マングローブ林が衰退している

          環境NGO&英語研修体験 2日目

          環境NGO&英語研修体験 初日

          ~環境NGO Ikaw-Ako主催の研修体験感想文より~ はじめに 応募動機は以下の箇条書きのとおりです。 ・ 前々から海外で社会貢献の経験を持ちたかった ・ 親の健康問題もあるため、すぐに帰国できる国がよい ・ 会社の休みで行くので短期がよい ・ 訪問先の責任者が日本人であり、安心感があった ・ 責任者が林業の専門家であり、専門的な環境保全知識も学べそうだ ・ JANICのNGO勉強会同期の方からの紹介であり、第3者の評価があった。 とはいえ、夏休みに何かしたい

          環境NGO&英語研修体験 初日

          初めての海外NGO体験 

          2012年8月 定年が近い私は、これから海外駐在の機会は来ないと思っていたので、海外で活躍できる実力がある人間なのか定年後に試してみたく思っていた。折しも、東北被災地と東京駅丸の内口を往復する無料ボランティアバスで週末に何回か利用していた。あるとき、被災地ボラバスに乗った時、ある若者と席が隣になり、移動中のボラバスの中で海外体験の話題となった。その青年は「実は、10日間程度のなんちゃって英語短期留学をしたことあるんですよぉ!」と言い、そんなに簡単に英語留学できるんだということ

          初めての海外NGO体験 

          初めての被災地ボランティア体験

          2011年6月 石巻市旧北上川下流域被災地にて 何ができるかわからないが、東北被災地に行かずにはいられなかった。 行ってみれば、「何をしましょうか?」という一般の方たちがいっぱいおられ、彼らとチームを組んで民家に流れ込んだヘドロ搔きなどをしました。  来るメンバーそれぞれの気持ちに心も奮い立ってきて、恥じらいを捨ててお手伝いすることができました。  ある日、九十歳超の母を介護する七十歳余りの娘さんの民家へ、ヘドロ搔きのボランティアへ1日半をほどお手伝いに行った時の事。娘さんは

          初めての被災地ボランティア体験

          定年後を考え始めた頃…

          2011年、定年後を考え始めた56歳の時、東日本大震災が起きた。 1995年の阪神淡路大震災が起きた時、叔父が神戸市長田区で被災したのにすぐに支援に行くことができずにもたもたしているうちに、叔父は東京に嫁いだ娘を頼って東京に疎開してしまった。親戚として情けないと思い、そのことを後悔していた。  東日本大震災は貞観地震以来の1千年に一度の巨大地震。被災地は救援なくしてはどうしようもない状況。いたずらに被災地に向かわぬよう報道の制止がある中で、東北に親戚はいなくとも、この時に支援

          定年後を考え始めた頃…

          Noteを書き始めるにあたって

          ご多分に漏れず、私も日本人では2人に1人罹ると言われるガンが2年前に見つかり、いよいよ保険承認薬での抗がん剤の効果も怪しくなりはじめ、そろそろ終活にはいらねばならぬ時機と相成った。何か自分のしたことを残したいなぁと思うのは人情。体が衰えながらもやれることを考えてみました。 思えば、かねてより私は芸術家がうらやましいと思っていました。なぜなら、自分の作品が形となって残るからです。私は一介のセールスマンとして生きてきましたが、これといって具体的な形に残っているものはなく、自分の備

          Noteを書き始めるにあたって