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情報は吸収すればいいってもんじゃない

多い。多すぎる。知りたいことが。

本当にありがたいことにここ最近、仕事において様々な業務を任せていただけるようになった。それも、これまで私がずっと経験したかったことばかり。
毎日が経験と学びの日々である。

それゆえに、知りたいことが多すぎるのだ。

経験を重ねれば重ねるほど「もっと効率良く進める方法はないだろうか?」と新たなやり方を探そうとするし、業務のシステムでわからないところがあると「もっと勉強しないと!」という気持ちになる。
(後者に関しては私の無知すぎる部分が大きい)


そうして色々なところに埋まっている「知識」を掘り起こそうととりあえず参考書を買って勉強したり、図書館で本を借りたりするのだが、情報を頭に入れすぎてだんだん脳がバグを起こすようになる。


例えば、脳の半分はExcelの勉強をしているのに、もう半分で別の案件について考えるという状態が出来上がる。


ここまでくるともう何を勉強しても頭に入らないのは当たり前で結局、参考書は埃だらけで忘れ去られ、現実逃避一直線の未来しかない。


人生は学びというくらいだ。
「情報を知りたい」という気持ちは人の心を動かす原動力となる、とても大切な感情だと思う。

しかし、インプットばかりの生活は果たして身を結ぶのだろうか?たとえ身を結んだとしても決して効率的とは言えないだろう。


知識は、情報は、持っているだけでは意味がない。
インプットとアウトプット。
つまり、インプットした情報を仕事などの場において形として外に出すことで初めてそれらは私の「知識」となるのではないか。
この記事を書きながら私はそう強く感じた。

私は今、たくさんある「知識」の穴を手当たり次第掘った結果、気づいたら堀かけの穴だらけという状態だ。

さて、どの穴から掘っていこうか。
まずは優先順位と工程表を作成するところから始めよう。

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