Day37.共存しない関係性・トレードオフという考え方
今日はトレードオフという考え方について
お話ししようと思います。
私はこの考え方にすごく助けられてきました。
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こちらの記事はラジオ放送
【こはるやさんのひとりごと】
をstand.fmさんのAI文字起こし機能を使って、記事にしたものです。
収録内容を抜粋、再編集してお届けしています。
■社畜だった20代
20代の私は絵に描いたような仕事人間でした。
仕事一番、という価値観だったので、
一緒に働いてる人たちにもそれを強要しちゃうところがありました。
なんでやらないのって。
それは私が未熟だったからなんですけど。
当時、同じチームに毎日定時に帰るおじさんがいました。
別に定時なんだから帰ったらいいじゃん
って今なら思います。
けれど、当時の私は
まだユーザーの問い合わせも終わってないし、
今日中に消化しないといけないこともいっぱいあるのに、なんで帰っちゃうのって。
あなたがそれをやらずに帰ったら、他のメンバーや私が対応しないといけなくなるのに。
なんでそういうことするのってずっと思ってて。
それでぷんすかしてたんですよ。
そしたら見兼ねた上司がね、トレードオフっていう考え方があるよって教えてくれたんです。
■共存しない関係性・トレードオフ
あの人は職場ではちょっと扱いづらいおじさん
って思われてるかもしれないけど、
それは選択した結果なんだよって。
トレードオフが日本語で言うと
共存しない関係性
だった思うんですけど、
全てを手に入れることはできないんですよ。
全てを手に入れることはできないから、その人はちゃんとトレードオフ、選択をしているって。
自分にとって大事なものは何かっていうのが、人の中では明確に分かっている。
お仕事の場では、
それは自分の範囲じゃないですとか、
自分が働く時間はこの時間までです。
っていうのをきっちり決めていて、
その代わりプライベートをすごく大事にしていたんですね。
お家の方でPTAの会長さんをやったりとか、
お子さんの行事にもすごくしっかり取り組んでらして、運動会とかにも毎回ちゃんと参加して、何なら準備とかもやってる。
みたいな感じで、仕事じゃなくて、お家、プライベートの方に心を傾けられるように、ちゃんとバランスをとっているって。
だから、もしかしたら
あんまり評価されないとか、
昇進しないとか、
あの人ちょっと扱いづらいから、 今度の契約は更新しないでおこうとか、
そういうことがあるかもしれないけど、
それでもいいって、ちゃんと受け入れている。
リスクをとっているってこと。
■リスクを受け入れること
何かを得るためには必ず、手ばなすもの、リスクっていうのがあって、それをちゃんととっている。
同じようにするためには、同じようにリスクを取らないといけない。
だから、あの人は別にずるいことはしてないんだよって。
むしろ、君の方が全部を手に入れようとしていて、全部が中途半端になっているんじゃないかって言われました。
私は当時お仕事も頑張っていて、結婚もして、
お家のこともちゃんとしたい
って思ってたけど、 やっぱり全部を100%の力でやるっていうことができなくて、主にお家の方がすっごくおろそかになっていました。
パートナーとの会話とか、お家をきれいに整えるっていうこともできなくなっていました。
■捉え方の変化
トレードオフ、共存しない価値観、
という言葉を知ったことで、いろんなことにフラットになったんですよね。
あの人ちょっと嫌だな、苦手だな、
こういう言い方好きじゃないな
っていう人がいたとしても、
でもその人はその人でちゃんとリスクを取っているんだなって。
別に全ての人に好かれなくてもいいと思ってる。
自分を曲げない、自分の意思を大事にするっていうことの選択の結果として、 人が離れちゃうかもしれない。っていうリスクをちゃんと取っている。
って思えるようになったから、客観的に人間関係を見れるようになった。
さらに、自分の愚かさというか、 幼い考え方っていうのを自覚することができたんですよね。
絶対、全部に100%とかできないのに、
それをやろうとしてるっていうのは、
自分に対する過剰な期待だったんじゃないかな
とか。
それを自分に課してしまって、 自分で勝手にしんどくなっている ってことなのかなと思って。
でもね、頑張り屋さんが多いと思うからさ。
これ自分で言うのもあれだけど、自分も結構ね、頑張り屋さんだと思うんですよ。
おわりに
いろんなことをやらなきゃって、
勝手に呪いをかけちゃって、
頑張りすぎちゃって、
過剰適応して疲れちゃって、
もう全部何もできない！
みたいな感じになっちゃう。
でもやっぱりね、しんどい人ってそういう方が多いんじゃないかなと思うので。
ちょっとしんどいなって。
そういう感じになってるなって思った時に、
「トレードオフ」
カタカナが苦手な方は、
「共存しない関係性」
これを思い出していただけたらなと思います。
今日はいい感じに10分以内に終えられそうで良かったです。
ちょっと放送の感じも分かってきたのかもしれないですね。
それでは今日はお布団の中から放送しました。
また次回の放送でお会いしましょう。
聞いていただきありがとうございました。
湖晴屋の椿でした。 さよなら。
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