40代以上の男性は不機嫌と誤解されがち
今日は、『上機嫌の作法』の「笑えないからだに要注意」を読みました。
●学んだこと
筆者の感覚では、40代以上の男性や思春期の子供たちなどは不機嫌兆候が著しいそうです。
特に40代以上の男性は、ふつうにしているだけで不機嫌に見えるという十字架を背負っているといいます。
その原因の1つが、反応が鈍くなり、レスポンス能力が下がることだと筆者は考えています。
反応が鈍いと、周囲から見ると不機嫌そうに見えるのだそうです。
年齢と共にからだが硬くなる傾向は女性も同じですが、生理・出産・更年期障害などの身体的変化と向き合っているため、女性はからだの変調に敏感で適応力もあるのだといいます。
逆に男性は、変調を自覚しにくいうえに、自分がそうだと認めたがらないケースが多いそうです。
そのため、上機嫌力を身につけておかないと、反応の長期低落傾向に歯止めがかけられないと筆者はまとめていました。
●読んで考えたこと
自分の父親を想像すると、納得できました。
先日、久しぶりに家族が揃った外食の機会がありましたが、父はあまり笑っておらず、「もうちょっと楽しそうにしろよ」と息子としては思いました。
ただ、後から父に聞くと「楽しかった」とのことで、母曰く「テンションが高かった」という話でした。
昔の父はもっとよく笑い、感情が分かりやすかった印象があるため、単純に自分の表情や与える印象について鈍感になってきているだけだと、本節を読んで腑に落ちました。
また、これから自分自身が歳を重ねていく上でも、不機嫌だと受け止められる可能性がどんどん上がっていくことを自覚して、上機嫌に見せる努力をしていかなくてはならないと思いました。
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