見出し画像

意外と手堅い運用

10年くらい前でしょうか。 FXに手を出し、トータル100万くらい損をしたことがあります。 あれから10年、ドルコスト平均法という合理的な運用方法について理解を深め基本的にはこの方法で私は資産運用をしています。
(参照、半値になっても儲かる「つみたて投資」星野泰平)
しかし、たまには短期的な運用単打狙い)。この方法は意外と手堅い運用なのではないかと思っています、という気持ちもあります。 今回は意外と手堅いと感じている運用についてご紹介します。 投資信託「日経225ノーロードオープン」 です。 約8年で17回の売買(15勝2敗)、購入から売却までの平均日数6~7日 見ていただいてわかるように、年に平均2回くらいですから、たまに気が向いたら売買している程度です。 それほど大きな利益はあげていませんが、勝率は高い方ではないかと思っていいます。 ちょっとしたお小遣いくらいにはなるのではないでしょうか。
☆この運用のポイント☆
〇日経平均株価に完全に連動しています。 1日に何回もニュースで目にするので相場感覚を持ちやすいと思います。
〇売買手数料がかかりません。 通常投資信託を購入する時に購入価格の1~2%の手数料 売却する時にも0.5%の手数料がかかるものが多いです。 しかし、日経225ノーロードオープンは「ノーロード」というだけあって、購入手数料、売却手数料が かかりません。 ※売買に1~2%の手数料がかかってしまっては、売買にあたってそもそも、その手数料以上の利益が出ないとプラスになりません。しかし平均保有日数たった6~7日で日経平均が1~2%も都合よく上がってくれる保証はありません。(日経平均20000円なら200円から400円の値上がりを指す。) しかしこの売買手数料がかからなければ、ほんのちょっとの値上がりでも売買手数料に邪魔されずに決済できるわけです。 たとえば100円くらいの値動きなら説明なしに値動きするかと思います。 20000円の日経平均で100円の値動きということは0.5% 100万 ⇒ 5000円 500万 ⇒ 25000円 となります。あとはこれをこまめに繰り返すだけです。
〇即日売買できます。 通常投資信託を購入する場合、購入という行為をした翌日の終値で決済され、 売却する時も、売却という行為をした翌日の終値で決済されます。 そうなると、買った値段も売った値段も翌日にならないとわからないので、短期売買にはむきません。 しかし、日経225ノーロードオープンは15時にマーケットが閉まることに対して、14:58に購入したら2分後の終値で購入でき、売却する日の14:58に売却すれば2分後の終値で売却できるので売買価格が非常に読みやすいです。ですから私はだいたい購入、売却ともに14時半頃行うことが多いです。 さすがに14:58ぴったりには仕事もあるので難しいですが、アポイントがない時は14:55くらいに売買することもあります。
〇販売員はほぼ販売してくれません。 売買手数料0円ということは、いくら販売しても販売員の成績になりません。 ですから残念ながら教えてくれないことが多いです。販売員自身は購入していることはあると思いますが・・・。 私も〇〇銀行員時代、上司とこんな会話をしていたことがあります。 私:「日経225の短期売買ならほぼ負けないと思いませんか?」 上司:「まーそーかもな。」
☆まとめ☆ そうはいっても1年間に100回も売買を繰り返すことは難しいと思いますので、これだけで生計を立てるのは難しいと思います。ただ日経平均が500円、1000円下がった!という時。保証はできませんが翌日反動で上がることも多いのでチャンスかもしれません(ホームラン狙い)。逆にほとんど値動きがないような時に大きめの金額を投入して小さな値上がりでも売却する、そしてこれを繰り返す(単打狙い)。この方法は意外と手堅い運用なのではないかと思っています。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?