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会社の求める業績=自分の人生の目標?

女性管理職にフォーカスした事業展開を視野に、会社設立準備中のtomokumiです。

マネジメント手法として1on1が定着してきて、メンバーとの目標設定も数多くこなしている管理職の皆さま。表題の問題を抱えていませんか?

もちろん業績目標の設定は若手でも管理職でも簡単だ。決められたタスクをクリアーできるものを数値化して目標にすればよい。今日の話題は、業績目標ではなく、「志」「Will」「ありたい姿」の方の目標設定の話。

いずれ1on1に関してはnoteを書いていきたいのだけど、、その前に今日はこの話題⇒「管理職自身のなりたい姿の目標設定は、ちゃんとできていますか?」

①社会人経験が長くなればなるほど、目標設定は難しい

若いときは、上司との目標設定の前には、1年後、5年後をリアルに思い描きながら、「なりたい姿」「身に着けたいスキル」を具体的に掲げられていたのに、いつの間にか、耳障りのよい「会社から求められている業績評価」に「つながりやすい姿」を自身の目標にしてしまっていませんか?

40代後半ベテラン管理職Aさんの場合:「この後どんな風になっていきたいか?」と聞かれたら「ユーザーがサービスを気持ちよく使えるように尽力していきたい。そのために努力していきたい。」「ユーザーが喜んでくれる姿を見るのがうれしい」「メンバーの成長が嬉しいのでマネジメントにより力をいれる」と言っておけばいいと思っている。実際問題それ以外思いつかないんだよね。と語る。本当は、今からあの部門にいってみたい、、、とかあるけど、もはやそれを言っても人事がどうなるわけでもなし。しょうがないかな、、なんて思いもあるしね。。。

Aさんのように、「会社のサービス価値があがるのが嬉しい。」とさえ言っておけば、突っ込まれることもないし、不自然でもない。目標設定のミーティングもすぐに終わるし、、、、と長年の経験から、会社が求めている回答を、自身の目標として設定してしまう人を数多く見てきました。

でもそれ本当になりたい姿ですか?モチベーションがあがりますか?

②かといって、なりたい姿が思い浮かばない!という問題

そうはいっても、会社に所属し、管理職として組織運営をし、目標を達成するために多くの時間を費やしているのだから、どうなりたいか。ってなかなか思描けない。若いときは「一人前になりたい」的なもので十分だったけど、良い年をした管理職が「一人前になりたい」なんて、、おかしいだろう。

●マネジメントスキルをもっともっと伸ばしていきたい

●ファイナンスに関しても深く理解したうえで組織運営したい

などなど、なんでもいいから、目標があるほうがモチベーションはあがるものだ。だけど、いつまでもいつまでもそういった目標を掲げ続けることは難しいと感じてるベテラン管理職の方はおおいのではないでしょうか?

③私たちのなりたい姿は、目標はどこだ!

管理職経験が長くなればなるほど、会社の歯車感は増し、会社が求めるものを体現してしまうのが管理職だ。女性管理職はなおさら、会社に恩を感じていたり、子供の手がかからなくなるまではこのポジションで、、的に思うこともあるだろう。。

でも、管理職が「自身の目標を持っていない」組織に、魅力なんてないし、モチベーションの高いバイタリティのある組織にはならないと思う。

私たち管理職は、もがいてでも、会社のためにも、自分のためにも、常にちょっとしたものでも良い。ネクストステップに向けた目標をもっていたほうが良いのではないだろうか。

まとめ:やっぱり心のはけ口を持つ一歩から

ヒントを得たり、刺激を受けたり、逆にあんな管理職はちょっと違うな。。って危機感を持ったり、自分に率直な意見をくれる人がいる環境だったり、家庭のことを一度忘れ、純粋な仕事人としての目標を考えたり、、、、

以前のnoteにも書いたけど、、、

相談相手との、心のはけ口となるような、率直に会話できる時間・場が私たちには必要だ。コミュニケーションの場、相互フォロー、相互フィードバックの場づくり。考えていきたいなって思ってます!

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