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いつでもどこでも読める凄さ

病気療養中の入院生活で、LINEマンガやピッコマといったWEB漫画に癒され、Kindleの小説を読んで楽しんでいた。痛みで苦しかったり、身体がだるくて眠れない時、病院のベッドの中でボーっとしながら読む。わたしにとっては、痛みや辛さ、不安を和らげるのに最適な方法だった。

わたしは昔から小説や漫画を読んだり、ドラマや映画を観ることが好きだった。弱視(ロービジョン)なので、拡大読書器という弱視用の補助具を使って小説や漫画は読んできた。

何かを読みたいと思ったら、拡大読書器が乗せてある机の前に座り、機械の電源を入れて、台の上に本を置いて読む。一度座って読み始めれば、時間を忘れて夢中になって読み進められるのだが、「座る」「読む準備をする」という作業が結構面倒で、何かを読むためにはそれなりの気合が必要だった。

目が見える人が、「コーヒー片手にリラックスして読む」ということが、とてつもなくカッコよくて素敵なことに思えて、憧れのような感情を抱いてきた。

わたしも気楽な気持ちで、本を読みたい。漫画を読みたい。

「よし!読むぞ」なんて、気合を入れなくても、ゆったりしながら読めるようになりたい…

ずっと憧れていたことが、スマホやタブレットの進化のおかげでできるようになっていることに気づき、大きな喜びを感じた。

入院期間は4月・5月合わせて2週間ちょっと。治療や手術があって、何もできない日もあったけれど、ちょっと元気があるときは身体を起こして小説や漫画を読む。その時間がなければ、面会が1度しかできず(子どもはNG)痛いだけの入院生活は辛いだけのものだったかもしれない。

小説はやっぱり空想好きなわたしにはたまらない。タブレットの中、たった5行くらいしか映し出されないほどの大きな文字にすれば、スイスイ読み進められる。

絵が綺麗で文字が大きいWebtoonは、目が見えづらくてもスラスラ読むことができるから大好きだ。あっという間にその世界に引き込まれていくのだが、まるで映像化された世界のように見えて、その迫力にわくわくする。

コミックエッセイ(体験マンガ)は色んな人の人生を知れるから面白い。自分の人生に取り入れたい考え方にも出逢えたりして。あっと驚く体験をしている人が沢山いて、勇気をもらえたりもする。(noteにも近い感覚!)気に入った作者さんを見つけると、ブログまでチェック!

いつか憧れた読書スタイル。それに少し近づくことができたこと、そのことを感じられたこと。

目の見えづらいわたしでも、「いつでも どこでも(入院先でまで)」読むことを楽しめるようになってきたこと。

それがほんとうに!
わたしにとって、嬉しい出来事だった。

今度、オススメの本や漫画を紹介できたらいいなと思っている。



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