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恋です!~ヤンキー君と白杖ガール 最終話 続編があるのならキッチンカーでお店をしている働く弱視ママのユキコを観たい

【恋です!~ヤンキー君と白杖ガール 最終話】感想を書き続けて、最終話を観て、わたしが感じたことを感じたままに綴ろうと思う。

いままでの感想はマガジンに収録してあり、弱視ではない人がドラマを観たときと感じ方が違うだろうし、視覚障がいのことを知れる内容なので、読んでいない方で興味のある方はぜひこちらも読んでみてくださいね。

恋愛ドラマだけど視覚障がい者当事者として感想を綴ってきた理由

同じ弱視として、恋愛ドラマだけど恋愛にスポットを当てた感想ではなく、視覚障がいにスポットを当てた感想をずっと綴ってきた。

このドラマが始まるまで、わたしはこうやって自分の想いをnoteに綴って、多くの人に読んでもらおうなんて、考えてもいなかった。

どちらかというと、「そんなことムリ」って思っていた。

わたしにとって、弱視である自分は、生まれた時から30数年ずっとだし、なにも特別なことではなくて。

生きてきて、やっぱり大変なことも多いし、困る場面も多いけど、それすらもわたしにとっては当たり前の普通の日常だから、何も人に話すことなんてないって思っていた。

友達を見ていると、わたしよりみんな輝いていて、かっこよくて、がんばっていて、わたしは全然で…どちらかというと昔から自信がないのがわたし。

だから、わたしが何か書いて意味があるのかすら疑問だったし、そもそもわたしはこうなんですって書くのに抵抗があった。

でも…そんなときに、わたしが【恋です~ヤンキー君と白杖ガール】が始まることを知って、わたしはおもった。

これは自分自身を見つめなおすチャンスでもあるし、わたしは当事者の一人だけど、当事者だってみんなそれぞれ違う人生や考え方があるんだから、たいしてかっこよくもないわたしのことを綴ることだって、何か意味があるかもしれないなって。

わたしは、自分のことを知ってほしいというよりも、いままで知られていなかった弱視のことをもっと身近に感じてほしいとおもった。

ドラマに出てくるユキコちゃんの弱視としての日常は、多くの弱視にとっては、当たり前の普通の日常だから、そうじゃない見えている人たちにドラマのなかだけの話ではなく、あなたのそばにもいます、ってことを感じてほしかった。

だから、わたしはちょっとドキドキしながら、毎回感想を書いて、投稿ボタンを押していたのだ。

恋愛ドラマだけど社会派ドラマ 多くの人に観てほしい

ドラマを最初から最後まで通して観ていた人はわかるとおもうけど、このドラマは恋愛ドラマでもあり社会派ドラマだと思う。

恋愛ドラマを普段から観る人なら、抵抗なくこのドラマを観て楽しめるけふど、恋愛ドラマが苦手な人も多いのではないだろうか。

タイトルだけみると、「なんか若いなぁ~」って思うし。笑

でも、それはもったいない。

こんなにも視覚障がいや弱視にスポットを当てた、障がいを知ることのできる素晴らしいドラマはなかなかない。

弱視や全盲の日常・気持ち・考え・悩み・知ってほしい事…それがこれでもかってくらい詰まっていた。

優しく、あたたかく、可愛く、目の見えている人も、そしてわたしたち当事者を決して傷つけない描き方で。

隣りにそっと寄り添うかのように、自然にありのまま描いてくれた。

だから、視覚障がい者当事者じゃない人も、当事者も、どちらも楽しめていろいろなことを考えることのできる素晴らしいドラマになったのだと思う。

恋愛ドラマだから観ない、とおもっているひとがちょっと覗いてみるかな=って観たとしても、楽しめるのではないかと思う。〈もちろん照れながら観なくてはならないシーンはあるけど笑〉

ユキコといっしょに成長できた3か月

わたしは、当事者なので、このドラマを観てただ感動するというより、

じつは目を背けたくなる場面がたくさんあった。

観終わって放心状態になった日もあった。

あまりにも弱視のリアルを描いていて、過去に自分がかけられた言葉や出来事や感情が昨日のことのように思い出されるからだ。

「今回は記事書くのやめようかな…」

と思うこともあった。書きたくないというより、どう書いたらいいのかわからなかったりすることもあった。

でも、わたしは時間を置くなどして、見つめなおす時間をおいて、毎回必ず記事を書いた。

最後までこれを放り出したくはないと思ったからだ。

そして、最終話までドラマを観て、弱視という当事者から観たドラマの感想を書き続けたことで、過去も今も未来も自分をもっと受け入れて生きていこうと思えるようになった。

これはわたしにとって大きな収穫になった。

そして、ある”夢”ができた。

その”夢”をここにはまだ書けないけれど…

わたしは、ユキコのように笑顔で明るく生きていきたい。

堂々と、「わたしはこうです!」って言える人でありたい。

息子にも、「ぼくはこうです!」って言える人になってほしい。

自分をまるごと受け入れることは、だれにとっても大切なこと。

ほんのちょっとだけど、ユキコといっしょに成長できた3か月。

続編ではキッチンカーで料理をしてお店をしている弱視ママの働くユキコを観たい

ドラマのラストは、ユキコがお料理の学校に通い始めて、森生くんとキッチンカーでお店をする夢をもって歩みだしたところで終わった。

みんなハッピーエンドだった💛

でも、ハッピーエンド?!

いやいや、まだまだユキコの人生は続く…

料理の学校での様子や、卒業してから森生くんと結婚する話や、キッチンカーでお店を開く話や、ママになる話…まだまだドラマになることたくさんある!

どれもこれも観たい!

【恋です!~ヤンキー君と白杖ガール2】も観たいし、お正月スペシャルも観たいし、映画版も観たい!!

だって、話のネタが尽きないから。

弱視ママとして断言します。

ユキコ、弱視ママの子育て大変だよーっ!!って。笑

でも、見えにくいママの子育てだってとっても楽しいんだよーって!

それを、ドラマとして観てみたい💛

どうかどうか、この夢が叶いますように…☆彡

キッチンカーで働く弱視ママユキコ!いつか観れるといいな。


***

わたしの恋です感想シリーズ、最後まで、お読みいただきありがとうございました💛

ドラマの感想なんて書いたことなかったし、わたしが書いていいものか、こんなこと書いてどう思われるんだろうなんてネガティブなことも考えながらも…思い切って書いてきました!

続けてこられたのは、読んでくださっていた皆様のおかげです。

本当にありがとうございます!

これからも、沢山の伝えたい想いを記事にしていくので、どうぞよろしくお願いします!




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