見出し画像

【二人目のトイレトレーニング】その③

トイレトレーニングその③

1,2はこちらから

なんの準備もなく、ただ、お尻に火が点いて始まったトイレトレーニング。


しかし、ここに来て少し前向きな雰囲気が出てきました!


トイレトレーニングその②で紹介したようにキャラクターグッズを張ったのが功を奏したのか、今までは強引に、まぁやや嫌がっていても、そんなに行きたくなくても「行くことに意味がある」という感じのどこか使命感を持って進めていたトイレトレーニングだったのだが、ここに来て息子に変化が。


なんと「パパ、トイレ行かなくちゃ!」と息子の方から声を掛けてくれるという成長を見せてくれました。


う・・・嬉しい!


息子がおしっこしたくなったから言っているのか?


それとも楽しんで言っているのか?


今の所はっきりしないものの、この内1回でも『成功』に繋がればと思い、家事の途中でも行くようにしています。


でも、いざ、トイレに行って、「よし、おしっこしてみてー」と座らしてみても成功はせず。


何も出てこないのを確認して、「よーし、OKOK!自分で行くって言うたからそれだけでも素晴らしいよ!」と褒めまくってトイレから出てくる息子。


ママや娘に「トイレでおしっこ出なかったー」と大きな声で報告し手を洗って再び遊ぶ。


結局少ししてからオムツを触ってみるとおしっこをしているではないか!


「なんで、さっきやらないんだよー」って心の中では思うけど、まず自分から“行く”と言い出したのは大きな進歩だと私は思う。


そして「出なかったー」と報告するということは“出ない”事を楽しんでいるのではないか?少なくともトイレ=嫌いから、トイレ=楽しいに変わりつつあるのではないだろうか?


息子の中で自分でズボンと、オムツを脱ぐ→パパの待っているトイレに行く→自分でまたいで便器に座れる→出ないけど、座っていられる→トイレの水を流す。


これが出来なかった時はトイレが嫌いで『行きたくなかった場所』だったが、これが出来るようになったので『行きたい場所』に変わりつつあるのではないか?


これはかなり大きな進歩だと私は思っている。


おしっこが“出る”か“出ない”これは大事。


でも、これは最終的にたどり着く結果であって焦っても意味がないと私は思っている。むしろトイレが、トイレトレーニングが“楽しい”か“楽しくない”かが重要で、①楽しむ→②自発的にトイレに行く→③自信がつく→④成功が理想的な形ではないかと私は考えている。


でも、多くのトイレトレーニングの壁は大人もなんと言っても『めんどくささ』『まぁいつか外れるだろう』という余裕、『使命感』からなかなか子どもが楽しめていないのではないだろうか?


寛大な心で、失敗しても褒めてあげてと書いてあるのでもちろん、そうしているし、怒る事はあまりないのがだ、大人も肩に力が入っているのではないだろうか?


その結果①の楽しむまで到達するこの0から1までの工程が長く、何度も心が折れたりするのではないだろうか?


でも、この0から①の楽しむまでたどり着くと、大人も「お、どこかで成功するんじゃね?」と言わんばかりにやる気が出てくる。


まずはこの0を0.000001に動かすことから初めて見るとトイレトレーニングをスタート出来るかもしれない。


『とりあえず動く』が大事かもしれない。


しかし、そんなかっこいいことを書いているものの、我が家だってまだまだ成功はまぐれの1回のみ。


息子のトイレを見ているとまだ緊張している。


男性なら分かると思うがカタイとおしっこなんか出るわけもなく、少し緊張があるようだ。


このトイレに対しての恐怖感なのか肌で感じる雰囲気や温度の違いかも、もしかしたらトイレが少し大きく足が届いていないのかもしれない。


いずれにせよ成功するにはまだいくつかのピースが足りないのは明白だ。


それらを取り除けばきっと子どもは成功する。


自信さえつけばそのまま走っていく。


今、トイレトレーニングをしている人思い出してみてほしい。


子どもが立った時、「こうやって立つんだよ」って誰も教えない。でも子どもは立ちたい、外の世界に行きたいから、自分がやりたいから立つ。そして歩き、走る。


人間は子どもでも大人でも『やりたい』を実現するためにその物事を成功させようと努力する生き物だと思う。


それは人それぞれ。


私たちの様に自分たちの作った物で成功したい!と思っている人もいるかもしれない。


ゲームを完璧にクリアしたい。そんな人もいるだろう。



誰よりも本を読みたい。


どんな事でもいいんだと私は思います。


でも、それを継続している人のゴールは周りの人が決めるのではなく自分自身だと思うんですよね。


大人はそれを考えて実行できるけど、子どもは無理。


なので私たち親がこの“きっかけを与えてあげる”これが大事なんじゃないかな?と私は思っています。


きっかけさえ与えてあげれば、子どもがやりたい!と思ってくれさえすればきっと振り返った時に大人の予想は遥かに超えられていると思います。


そのきっかけは必ず“楽しい”から。


子どものトイレトレーニング、まずは子どもが一番楽しめる方法を考えてみるとスムーズかもしれませんね。


我が家も次のステップ、『成功』に向けてがんばりますね♬ 

あなたの応援に感謝です。あなたのサポートでハンドメイド用の資材を買ってより多くの方に『大人が笑えば子も笑う』の気持ちを届けたいと思います。