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【新連載】フィットネスとテクノロジーの可能性第1回 コロナ禍で何が変わったか?

JAPAN WELLNESS INNOVATION新規事業部 加藤耕太
https://x.com/kota_ness

 こんにちは。加藤です。この連載では「フィットネスとテクノロジーの可能性」をテーマに、現在までのテクノロジーの進化を踏まえて、フィットネスがテクノロジーと関わった時にどのようなことが起こるのか、どのようなことが可能になっていくのかについて考えていきたいと思います。

 フィットネスインストラクターやパーソナルトレーナーの皆さんは、日々フィットネスに接しながら、最近のフィットネス業界やテクノロジーの動きにアンテナを立て、日々情報を得ていらっしゃると思います。

 私自身も、特にこの「フィットネスとテクノロジー」を重要なテーマに据えて、さまざまな取り組みに挑戦しております。その活動を通して、結論から先に申し上げると、インストラクター・トレーナーの方にとって非常にチャンスが多いタイミングが今、来ているのではないかと考えています。

 その詳しい理由を説明する前に、まずは過去3,4年間のフィットネスとテクノロジーの動きを振り返ってみましょう。

《2021年:リアルからデジタルへ》

 皆様もご存知のように、2020年に新型コロナが全世界的に蔓延して以来、日本でもコロナ禍と呼ばれる深刻な状況に見舞われました。外出が規制され、人と人との距離を取りましょうと叫ばれようになり、JWIでも多くのリアルでのイベントやワークショップの中止を余儀なくされました。

 そんななかで、どのようにしたら人との接点を保っていけるのか、距離を取りながらもコミュニケーションを取るためにはどうしたらいいのかという新たな課題が生じました。そこで登場したのが、皆さんもご存知のZoomを代表とするデジタルサービスです。2021年から22年にかけて、デジタルによるコミュニケーションツールは当たり前のように聞かれ、人と人との「新しい距離」が選択肢として生まれたタイミングと言えます。

《2022年:フィジカル・フィットネスからホリスティック・ウェルネスへ》

 フィジカル・フィットネスとは、私たちが日常的に「フィットネス」と呼んでいる、体を動かして運動やワークアウトをすることの総称です。一方、ホリスティック・ウェルネスとは、より精神的なあり方、よく聞く言葉では「ウェルビーイング」や「ウェルネス」という概念につながる考え方です。コロナ禍によって今まで以上にこのホリスティック・ウェルネスが注目されるようになりました。

 その理由として考えられるのが、コロナによって分断された人と人とのコミュニケーションが、一旦デジタルによって近づいたように見えたものの、やはりデジタルではリアルに会っているときよりも人と人との距離を感じる、使いづらいという声があがるようになったことでした。

 さらに、ずっとリモートワークで椅子に座りっぱなしでPCに向かい、腰が痛い、背中が痛いから始まって、精神的にも外出できなくてリアルに人と話せないので淋しい、不安だというように、デジタルに移行したもののデジタルのマイナス面も顕在化しました。

 その中で、「マインドフルネス」という言葉にも代表されるように、体はもちろん、精神や気持ちといったところがフォーカスされるようになったのではないかと思います。(続)

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