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好きな漫画を語ろう その030【地底旅行】

ついに30回を迎えました。
こんばんは。ハルさんです。
とりあえず1ヶ月の間毎日投稿してみよう思いつきで始めた企画でしたが、フォローやスキをくださる皆様のおかげでここまで続けることが出来ました。
毎日投稿はここで一旦終わりにしようと思いますが、好きな漫画を語ろうという企画は今後も不定期でやりたいと思っています。
ということで今回ご紹介するのはこの作品です。

基本情報

  • タイトル :地底旅行

  • 作者   :倉薗紀彦

  • 巻数   :全4巻

  • ジャンル :冒険・SF

紹介

舞台は1863年のドイツで主人公のアクセルは伯父である鉱物学教授リーデンブロックの助手である。
遠征から戻った伯父はルーン文字で書かれたアイスランドの書物を持ち帰っており、調べているうちに16世紀の著名な錬金術師が発見した驚くべき事象についての暗号が記されている事がわかる。
解読した暗号を基に世界を揺るがす程の発見を調査すべく、アクセルとリーデンブロック、そして現地のガイドとして長身で無口だが頼りになるハンスという男を加え、3人の未知なる冒険が始まる……!

おすすめポイント

未知への好奇心
物語の流れとして地球の中心を目指し冒険の旅を続ける一行ですが、これまでに人類が常識としていたことが何も通じない未知との遭遇を果たすことになります。
具体的な説明が出来ないのがもどかしいですが、存在するはずのない生物との出会いや、見たこともないくらい大きな植物の茂る森など、ワクワクしない訳がない……!という要素が盛りだくさんで、これこそ冒険だなと思います。

困難に立ち向かうカッコよさ
冒険の途中、一行に数々の障害が襲いかかります。
水の不足や遭難、装備の紛失に命の危機など多岐にわたります。
遂にこれで終わりかなと思ってしまいますが、彼らは希望を諦めずに目標に向かって進んでいきます。
困難に立ち向かう姿勢はとてもカッコよく見えますし、どの様に解決するのかを考えるのも楽しいです。

終わりの見えない展開
一行は冒険を通じて様々な驚きをもたらします。
こんな展開を序盤に出してしまって最後はどうなってしまうのだろう…?
予想できない展開にハラハラドキドキしてしまいます。
そんなのアリ!?とか、その展開は予想できなかった!とかいい意味で予想を裏切ってくるのが痛快で、ページをめくる手が止まらないとはこの事なのかと思いました。

最後に

ディズニーのセンター・オブ・ジ・アースの原作でもあるジュール・ヴェルヌの地底旅行をコミカライズしたこの作品ですが、私は最初それを知らずにオリジナル作品だと思い読みました。
にも関わらず遜色なく面白く、読み終わってから原作の存在を知り、更に興味がわきました。
つまり原作を知らない方にも胸を張っておすすめしたい作品です!

あなたも未知への探求を語る冒険譚に心躍らせてみませんか?
好きな漫画を語ろう その030【地底旅行】でした。

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