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バランスシートって?
キャッシュフロー表の貯蓄残高は、保有する金融資産がすべて預貯金で、
金利ゼロと想定した場合の数字です。
実際の金融資産には株式や投資信託などが含まれていることもあり、
キャッシュフロー表の金額より大きくなっていることもありますが、
目減りしているかもしれません。
目減りしている場合は、将来の生活設計に影響が出ることになります。
そこで保有する資産の状況について正確に把握しておくことにより、
キャッシュフロー表って?
ライフイベント表を見ながら、将来の収入・支出を見積もり、今後の
貯蓄残高の推移をシミュレーションするためのキャッシュフロー表を
作成します。
自分や家族の人生を一枚の表にすることに抵抗があるかもしれません
が、長期的なスタンスで一生を見つめることで、見えなかったものが見
えてくるかもしれません。
あらかじめ年次・西暦・年号・家族構成(年末時の年齢も記入)を盛り
込んでおきます。
まずは収入の
ライフイベント表って?
人生の目標を達成するためには、どのようなライフプランをデザイン
するかが非常に大切です。
「30歳で結婚する」「35歳で家を建てる」といった将来の生活を
具体的にするものがライフプラン。
自分の未来をイメージしながら、今後発生するであろうライフイベン
ト、たとえば結婚・子供の誕生・住宅の取得・子供の進学や独立・定
年退職などを想像しながら、一つの図に時系列順に並べてみましょう。
それがライフ
結局どうすれば良いんだって?
金融商品の紹介、特に投資信託とはどのようなものかを説明してきましたが、結局どうしたら良いのかと思われる方もいらっしゃるかもしれません。
少し具体的に書きますが、投資は自己責任であることはくれぐれもお忘れなく。
まずは預貯金を、ある程度貯めることです。
会社員ならば、手取り年収の半分くらいあれば安心でしょう。
自営業者の方は、生活費1年分くらいの現預金を持っておきたいところ。
雑誌や新聞で
定年間近はiDeCoだって?
定年前後の世代の方は、つみたてNISA以上に、まず確定拠出年金をフルで使いこなすことを検討するほうが良いかもしれません。
拠出して運用したお金は、原則60歳になると受け取ることができます。
勤務先が準備してくれている退職金と、一括で受け取る確定拠出年金は、どちらも退職所得控除が利用可能。
退職金は過去4年さかのぼって合算し、確定拠出年金は過去19年さかのぼって合算するので、確定拠出年金の一括
投資信託の置き場所って?
投資信託の口座の説明をしてきましたが、資産をどういった口座で管理しておくのかも重要です。
特定口座やNISA・iDeCo(個人型確定拠出年金)など、資産の置き場所が増えてきました。
NISAは投資の運用益が非課税になる税制優遇口座。
iDeCoも税制優遇口座ですが、原則60歳まで引き出せません。
一般口座や特定口座の場合は、税制優遇制度は適用されませんが、取引の上限額は設けられていなくて、
投資信託の売り時って?
損切り(=評価額が下がっているときに売却して損を確定させる手法)の一つの考え方としては、3割下がったら売却するなどのルールを決めておくことも一案かもしれません。
わたしたち個人投資家の場合には、利益が出ているときにしか売らないと決めて「塩漬けする(=保管したままにしておき、損切りしない)」選択を取ることもできます。
上がりそうもないとわかっている金融商品をいつまでも持っているのは論外ですが、現
投資信託の口座開設って?
投資信託の取引を始めるまでの流れ
①口座を開きたい証券会社のウェブサイトにアクセスし、住所・氏名・年齢・投資目的・勤務先などを入力
②一週間程度で申し込み書類が送られてくるので、マイナンバーや運転免許証など本人確認書類のコピーなどを同封して返信
③証券口座にログインするために必要なIDとパスワードを記載した簡易書留郵便が届く
本人確認書類などをスマートフォンで撮影しアップロードすることにより、
投資信託の買い方って?
投資信託の基準価格は、通常一日に一回だけ決められて、その計算は夕方に行われ翌日の新聞などで公表されます。
購入するときには、基準価格や購入できる口数が正確にはわからない取引(=ブラインド方式)。
新規の投資家が購入価格と売却額の差額で売り抜けて利益を得ることで、既存の投資家が損をしないようにするための仕組みです。
投資信託の種類によって、購入の仕方は異なります。
一つは、いつでも購入できる
投資信託のコストって?
投資信託にかかるコストは三つ。
一つは販売会社から投資信託を購入するときにかかる販売手数料で、購入価格の0~3%が一般的です。
販売手数料が無料の「ノーロードファンド」と呼ばれる商品も増えてきました。
二つ目が、売却時にかかる信託財産留保額です。
売却額の0.1~0.5%かかります。
三つ目は投資している間継続的にかかる手数料である信託報酬など。
預けている金額の0,2~1.5%程度(
合理的ではない投資信託って?
投資信託には多くの人にとって、合理的ではない商品も存在します。
その一つが、毎月分配金が出るタイプの投資信託。
日本で一番売れている投資信託です。
毎月(あるいは隔月)一定の配当がもらえて、将来は年金代わりになるという安心感が人気の理由。
分配金は運用で得られた利益も含めた資産総額から支払われるため、長期的なリターンで考えると、普通分配金にしろ特別分配金にしろ有利なことではありません。