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スマホを半分やめてみたら、白鳥の群れに遭遇した

こんにちは! 北海道北斗市でブルーベリー・カシス栽培農園をやってます、道産子カナダ人農家のJustinです。ご覧下さりどうもありがとうございますm(_ _)m

↑前編を未読の方はこちらから。

そんなわけで、1週間、スマホを半分やめる生活を続けてみました。

総合的な所感としては、始める前に懸念していたほどの強い禁断症状は出ず、生活にメリハリが出て、やってみて良かったなという感じです。

一日が長く感じるようになった

まず最初に実感した効果は、SNSやネットを徘徊するクセがなくなったので、一日が長く感じるようになったことでした。

これまでは、日中があっという間に過ぎていって、夜になると「やべー、もう一日が終わってしまう」と感じることが多かったですが、最近は「え?まだお昼すぎなの?」みたいに、確実に時間の経過を長く感じるようになりました。

ネット内をなんとなく徘徊する実のない時間がなくなった分、時間を上手に使えるようになったんだと思います。

と同時に、これまで自分がどれだけの時間を徘徊活動に無駄遣いしていたのか実感し、ちょっと空恐ろしくなりました(笑

家族との交流が増えた

次に感じたのは、家族との会話が明らかに増えたことでした。

その日一日あったことについて話したり、くだらない冗談を言い合ったり一緒に遊んだりして笑ったり、お互いにその都度感じていることや考えていることについて聞いてもらったり。

僕の場合、仕事柄普段はひとりで黙々と作業していることが多いので、ぶっちゃけ家族以外の人と電話や対面で喋る機会ってそんなにないし、下手したら家族ともほとんど喋らない日がちょくちょくあります。

「スマホを手元に置かないだけでこんなにも人と喋る時間が増えるのか」と、自分でも驚きました。

仕事の効率が上がった

最初こそ、スマホが手元にないことによる手持ち無沙汰感が半端なくなかなかキツかったですが、日が経つにつれて徐々に慣れていったように思います。

ひとり静かな部屋のなかで自分の作業内容についてじっくり見直したり、細かなスケジュールを立てたりと、より深いレベルで仕事に向き合えるようになりました。

僕は自営業なので、出勤時間や帰宅時間なんてもちろん決まっていないし、何をすべきか指示を与えてくれる上司もいません。

パートナーからは客観的なアドバイスをもらえるので非常に助かっていますが、基本的には、自分で自分を管理していくしかないわけです。

だけど、スマホを半分やめてみるだけのことで、「本当に今やってる作業は成果に繋がっているのか?」と仕事内容を見つめ直す機会が増え、生産効率が少しずつ上ってきているような気がします。

外の景色をもっと見るようになった(白鳥の群れに遭遇!)

これはこの記事の前編を書いた翌日に起きた出来事なのですが、パートナーと息子と僕の3人とで畑に行って家に帰る途中、通りがかった川に白鳥の群れが飛来しているのを発見し、間近で見られるというなかなか神秘的な体験を得ることができました。

後部座席に座っていた僕は、スマホが手元にないこともあって、外の景色をジーッと見ていたら、遠くに見える水田のそばの川のほとりに白い大きな鳥が数羽いるのを発見したんですよね。

始めはサギかと思ったんですが(ウチの地元である道南地方によく現れる白い大きな鳥。一見白鳥に見える)、運転中のパートナーになんとなく「あそこにサギがいる。この寒い時期に珍しいね」と話しかけたら、「ん?よく見たら、あれサギじゃなくて白鳥じゃない?」と。

「マジか!ちょっと見に行ってみよう!」ということになり、川のそばに車を停めに行ったら、白鳥の群れだということが分かりまして。

ウチの地元の場合、近くにある大沼公園という自然公園が白鳥の観察スポットとして有名で、たまに見かけることもある割と馴染み深い鳥なんですが、思いがけず群れを発見したのは人生初の体験だったので、みんなで興奮しきりでした。

↑声真似に呼応する白鳥たち

スマホを半分やめていなくてももしかしたら見つけていたのかもしれませんが、車の助手席や後部座席に座っているときはずっとスマホをいじっていることが多かったので、多分気づかなった可能性の方が大きいと思います。

こんなことが翌日に起きたので、スマホ半分やめてみてよかったな〜と強く思いましたね。

それでも時々、触りたくてしょうがなくなることも

でも、なんだかんだで、やはり時々無性にスマホが触りたくなって多少イライラしてしまうことも数回ありました。

そんなときは、楽器を弾いたり本を読んだりして、気を紛らわせるよう努めていました。

イライラは日が経つにつれて徐々に頻度が減っていきましたが、1週間以上が経過した今でも、前触れもなく突発的に発症することがあるので、改めてスマホの中毒性の強さを実感しています。

前編でも触れましたが、スマホは今や生活に欠かせないものだし、スマホが世に出て本当に色々なことが便利になりましたが、のめり込みすぎて本来の自分を見失ってしまいやすくなるのも、現代に生きる僕たちにとってひとつの大きな問題となってきているんじゃないでしょうか。

これからも上手に付き合う方法を模索しながら、自分自身や周りの人たちの気持ちを見つめ続けていけるように生きていきたいな、と思います。

この記事が、皆様の生活を豊かにする上でちょっとでもお役に立てたら嬉しいです。

最後まで読んでくださりありがとうございました!

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