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【映画】ソウルフル・ワールド

こんにちは!
こんばんは!
おはようございます!


また、かなりお久しぶりですね!
体調を崩したので描いてます😂

気温差激しかったからか
息子の鼻風邪をもらったのか
久しぶりに熱が出て、だるくなってと風邪を引きました🤧

一昨日は38.8℃まで上がり
しんどくて眠れないので、
試しにSpotifyで「波の音」とか検索して
ただひたすらに波が寄せては返す音を聴いてみてました、、、

ねむ、、、、

れないよね!!🥹

(38℃出てるってやっぱ異常事態なんですね😂)

そんなこんなで、

体調が悪いので息子も保育園を必然的にお休みさせないといけず

熱がないタイミングでPIXERの「ソウルフル・ワールド」を観てみました!



舞台は現代のNY。

子供の時に父親に渋々連れて行かれたジャズバーでジャズピアノに出会い、そこから一気に魅了された主人公のジョー。

いつかジャズピアニストとして活動するんだ!
と夢を見つつも中々うまくはいかず
中年にもなり中学校の音楽の非常勤講師をしていました。

教える子ども達はやる気がない。
母親も安定した定職に就かないジョーを心配して口酸っぱく干渉。

そんなうだつの上がらないジョーにある日
昔、ドラムを教えた教え子から電話があり、、、

憧れのサックスプレイヤーと共演できるチャンスが巡ってきた!

大喜びで街中でよそ見しながら歩いているとまさかのマンホールに落下!!笑

そして
死んだ魂と生まれる前の魂たちがいる"ソウル"の世界に迷い込んでしまいます。

そこでジョーは「生まれたくない!生きる意味なんてない!」と
何百年もソウル(生まれる前の魂)としていつづける"22番"と出会う。
そしてひょんなことから2人で人生の"きらめき"探しが始まる、、、


といった感じです。

うまくまとまってますでしょうか、、、汗

(※下の方でネタバレあります。)

ちょっと脱線して、
NYは一人旅を昔した場所でもあり
個人的に好きな街でもあるのでその風景も楽しみながら見てました🗽
(ちなみにトップの画像も当時撮ったものです📷)



ソウルの世界はどうやら次元も色々あるようで
一瞬、ソウルの世界の描写にクリストファー・ノーラン監督の「インター・ステラー」味を感じるなと個人的に思いました。
(でも本当にちょっとだけね🤏)


この映画のキーワードは
「人生の"きらめき"」なのですが、

作中の主人公も
現実の私たちも

生きる"意味"や"生きがい"が見つかれば
つい、「幸せになれる」と錯覚しがちで

同時に、
自分の"特技や特性"を活かせてないと、
"やりたいこと"がないと
「幸せになれない」とも思いがちで。

でも実際のところ
「幸せ」や「日々のときめき」、「幸福感」を感じることはそんな難しくなくて


ネタバレですが

映画では

22番のソウルは色々あってジョーの体に入ることになり
生きた人間の世界を生まれてはないけど
それこそ ”生まれて初めて”を
少しの間だけ経験します。

初めて嗅ぐ香ばしいピザの香り
甘いキャンディーの味
サブウェイで演奏するミュージシャンのメロディーに聴き惚れたり
いろんな人とのコミュニケーションを楽しんで
木々の間からキラキラ漏れる木漏れ日の美しさに気づいたり

22番のソウルはジョーの身体の五感を通して
大人からしたらもう年十年も同じで
忘れたり気にも留めなくなってしまうような

ささやかな
楽しさ、美しさ、心地よさ、面白さに気づきます。


でも、それが究極
幸福だなあなんて。


私も改めて考えさせられました。


日々の小さな"きらめき"に気付けたら実は簡単に幸福感を味わえちゃう。

何も成し遂げてなくてもいいし
やりたいことがなくてもいい。

幸せは

大金持ちだったらなれるわけではないし、
結婚したらなれるわけでもない。

子供がいたらなれるわけでもないし、
かっこいい・美しかったらなれるわけでもない。

いっぱい旅行に行っていたらなれるわけでもないし、
海外に住んでいたらなれるわけでもない。

パートナーがいたらなれるわけでもないし、
一人で自由気ままに動けてたらなれるわけでもない。

美味しいものを食べて心地よい住む場所があればなれるわけでもなし、
いっぱい勉強してなんでも知っていればなれるわけでもない。

すごく強くてスポーツがなんでもできたらなれるわけでもないし、
歌や楽器がうまければなれるわけでもない。

(※もちろん上記になると幸せ感じないわけでもないですし、要素としては十分あるけれどね。)


でも、そんな大それたことばかりじゃなくて

お日様のあたたかさとか
吹く風の心地よさとか

空の青さ
夕焼けの色の美しさ
星の美しさ

桜とかでもいいけど
道端に咲くツツジやタンポポ、名前も知らない草花の美しさや
田んぼで稲が風に靡く姿

鼻に入る緑の香りや磯の香り
金木犀の花の香りや雨の日のアスファルトの香り
コーヒーやご飯、焼き菓子の香ばしい香り

足に触れる草のしっとりやガサガサした感覚
砂や泥、波に触れる感覚

誰かと笑った時
一人で読書や勉強、運動など時間を思うがままに過ごせている時

ごはんのおいしさを味わっている時

布団やこたつでぬくぬくする時
お風呂に浸かる時

好きな音楽を聴いたり
風にそよぐ木の葉の音を聴いたり
カエルの鳴き声や鈴虫、蝉の鳴き声を聞く時、、、


一人で感じてもいいし、誰かと共有してもいい。

日常に溢れていてほんとに些細でささやかだけど
ふと注意を向けると
たくさんの小さなきらめきが転がっている。

そこに気づくだけでも十分満たされたりする。

あとは自分の気持ちに素直になること。


そう思うと子どもたちは
生まれ出て"初めて"を経験するから体感の時間が長いとも言いますが
たくさんたくさん美しさ、楽しさ、面白さを知ってたりするのかな、
なんて。


そんなことを考えさせてくれる作品でした🎥✨


「日々のきらめき」で言うと先日観た映画の「PERFECT DAYS」も要素として似たものがあったなと感じました。



ちなみに、
最近は絶対的な悪がいなくてピースフルなのが心に沁みます、、、

緻密な伏線とか、複雑な人間ドラマとか、
やばいサイコパス野郎とか悲しすぎる戦争とか、
目をつむりたくなるような社会問題とか

ちょっと疲れるというかお腹いっぱいなので

決まりきったパッピーエンドの中で笑いあり涙ありくらいが今、丁度いいです🙏笑

PIXERで言うと他にも息子と観た「WALL.E(ウォーリー)」に癒されました。

疲れてるんですかね、、、😇



そして、

アニメーションって幼児くらいの子どもが内容をちゃんと理解するのって少し先なので
映像やキャラクター達でいかに魅せるか・笑わせるか
+
ティーン〜大人に向けてどんなメッセージをユーモアも交えて伝えるかっていう工夫がされているのがすごいな〜って思ったんですよね。

子どもにファンタジーや夢を届けるのも、
絵本も同じくですが
大人が作り出しているっていうのもなんだか面白いですよね🤔


ではでは、

読んでくださりありがとうございました🌈

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