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身体は心よりも正直だ

人ってね、結構自分のことは騙せるんです。

例えば、
本当は怒ってるのに怒ってないフリをする。
本当は泣きたいのに我慢する。
本当は違う意見なのに飲み込んでしまう。

そうやって感情や思考を騙したり、見ないように
無視したりできるんです。

そのスルースキルが身についてくると、
今度は不感症のようになっていき、
自分で自分の感情が分からないという状態になっていきます。

実は感情というのは
本当に自分らしく生きる為に、そこからズレた思考や捉え方をしていたり、やりたくない事をやっているような時に出てきます。

例えばこんな時。
自分は遅刻することは非常識だと思っている。
だけど、アイツはいつもいつも無断で遅刻してくる。
本当に非常識で腹が立つ。

これは、遅刻は非常識だ。
という価値観があるから起こること。
その価値観とズレた人に対して怒りが湧いている状態。

ここで大事なのは、
遅刻は非常識という価値観を大切する。
ということではない。

そこに腹を立てるということは、
あなたにとって時間は守るべきもの。
という義務を自分に課せているから。

本当はもっと自分も自由気ままにしたい。
だけどそれが出来ないから腹が立つ。
なぜなら、人は自分の信じ込みを崩したくないから。

感情はそこにフォーカスして訴えかける。
あなた、本当はもっと自由にしたいよね?
自由にすることを許せたら、相手も許せるよね?
そう教えてくれているのだ。

だから、感情を無視することはとても危険なこと。
大切なメッセージに気づかないまま
ずっと放置し続けるとどうなるか?

ますます生きづらさ、息苦しさを感じながら
過ごすことになる。

さらに感情を無視したりメッセージを無視し続けると身体にも支障が出てくる。
それで気づかないのなら、もっと訴えなきゃね。
と病気や怪我をして訴えようとするのだ。

病は気からとは
よく言ったもの。
心は騙せても、身体は騙せない。
治療や食事管理や運動や睡眠である程度は回復できるが、
根本原因が解消されてないので、
また別の病気になったり再発しやすい。

仕事や学校が嫌で、病気になったり鬱になったりするのも同様のケースが多い。
私自身、子供のころはしょっちゅう熱を出しては
学校を休んでいた。
酷い時は肺炎で入院したことも。
それは身体が拒絶反応を起こしていたからだ。

もしあなたが体調不良であれば、
今、一度自分の心や考えと向き合ってほしい。
本当はどうしたいのか?
どんな信じ込みが邪魔をしているのか?
それに気づいて改善されれば、
身体が回復できるだけでなく、
あなたの人生そのものがあなたらしく生きられるようになるはずです。



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