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ロンドン舞台鑑賞記録 "War Horse"

今日は、舞台鑑賞について。

ロンドンで公演していた"War Horse"の観劇に行ってきました。
イギリス全土を巡るツアーの発端として、ロンドンのNew Wimbledon Theatreにて10日間ほど上演される模様。

イギリスの舞台が大好き。そのためにYMSビザを取得したような私なので、これはなにがなんでも行かなくては、という使命感に駆られチケットを購入。ロンドンセントラルから少し離れた場所にあるNew Wimbledon Theatreへ。
早めに出発したのですが、乗る電車を間違えて開演ギリギリに劇場についてしまいました。。。Wimbledon、劇場周辺にいろいろお店もあり、散策したかったのですが残念。
やっぱり慣れない国の交通機関は難しいですね。

New Wimbledon Theatre。あいにくの悪天候でしたが、お客さんはたくさん。

"War Horse"という演劇について、知っていることをつらつらと。
ミュージカルではなくストレートプレイ、登場人物たちの会話によってお話が進んでいき、歌う場面は少ししかありません(ちょこちょこ歌唱シーンはありますが)。
以前、スピルバーグ監督によって映画化されていましたね(邦題は『戦火の馬』)。
私個人的には映画版より舞台版の方が好きです。
舞台版の方が、『馬』に感情移入できたような気がしています。
劇場のスクリーンに映し出されるリアルな『馬』よりも、舞台上で人間が入って動かしているハリボテの『馬』の方が、ずっとダイレクトに、なにを考えているのか、感じているのか、そういう感情が伝わってきたな、と思います。

舞台は第一次世界大戦時のイギリス。とある農家の少年が大切に育てた馬「ジョーイ」ですが、戦争が始まると同時に騎兵の馬として戦場に連れて行かれてしまいます。農家の少年は、自分の愛馬を連れ戻すため、年齢を偽って入隊し、海を越えて戦地へ。
戦場に連れてこられたジョーイの周りでは、戦争に振り回される人々の物語が繰り広げられます。人間の都合であちらへこちらへ行かされるジョーイと、ジョーイを求め戦場を彷徨う少年。彼らは再び出会うことができるのか……。
暗い話で、悲しい場面も多いのですが、それでも多くの方に観て欲しいと思える素晴らしい作品でした。何回でも観劇したい、名作です。

劇場に足を運んでみると、小さな(小学生くらい)の子供さんを連れた家族のお客さんが多かったです。イギリスでは、観客席で飲食可能で劇場でも飲み物やお菓子を売ってるくらい。親子でアイスクリームを食べられてる方もいて、微笑ましいな〜。


イギリス、ロンドン。大小様々な劇場があり、ロングランも、短い期間の公演も、とにかくたくさんの演劇が観れる場所。
これからもいっぱい劇場に足を運ぶぞ!の気持ち。

この次は"The Lehman Trilogy"を観る予定です。こちらも大好きな演劇なので楽しみ!


劇場で購入した原作小説。児童文学らしいので、私の英語力でも読める、、、かな?


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