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卒業研究のこと

こんにちは。juriです。


昨日、やっっっと卒業論文が完成しました!!!


この1か月間、いや、もっと。

目の前の研究や卒論にとにかく必死だった。

それが終わった途端、急になんか寂しさがこみあげてきた。

それと同時に、これから新しい環境になる、ということを実感して、
少し不安になった。

この1年間は本当にかけがえないものだった。
だから、それについて振り返ります。


「かけがえないもの」になったわけ

卒アル写真

ほかのゼミに配属されていたら、
きっとここまで思い入れはなかったと思う。

私の中で大きかったのは、先生との出会い


ゼミ配属前、私のゼミの先生は、
大学の中でも冷徹で怖い先生という印象だった。

だけれど、研究を始めて、その印象は大きく変わることになった。

もちろん怖いことには変わりなかった。
すぐ怒られるし、機嫌伺ってひやひやしてることもたくさんあった。

けれど、

話しがいちいち面白いし、

英語、論理だてること、文章力、色んなソフトの使いこなし方、
そして知識がものすごいものだったし、

正しい意見を人にしっかりいう。

卒アル普通の写真なら写らんとか言ってきはるし笑

敵に回すと怖いけど、味方やとめっちゃ心強いタイプ笑

そんな先生に、

気が付いたら、私の中で絶対的な信頼を置けるようになっていて、

気がつけば、今まで誰にも言えなかった悩みを口にしていたり、

自分のメンタルが終わっていた時に、泣きながら相談しに行っていた。

そしてそんな時、いつでもしっかりとしたアドバイスを下さった。

本当に頼ってよかったって思った。


まとめると、人生の中で、出会えてよかったって思えた人だった。

本当に賢くて頼りになる強い大人の女性だった。かっこよかった。


目指す人物像がアップデートされましたとさ。


研究のこと

やっとこっから自分の話。

4月、最初はアゲハの幼虫が何回脱皮するかも
なんも知らんとこからのスタートだった。

初めて捕まえたの、まさかの激似のキアゲハだったし笑

前蛹が目を放してる間に蛹に変身してて、
めっちゃびっくりしたのも今でも忘れない。笑

羽化する瞬間、脱皮する瞬間、
日々が最初は感動の連続だった、、!


一回飼育し始めると、毎日記録しないといけないから、

それまで家にこもって教採の勉強していたのが、

週7学校にいくことになった。


一番大変だったのは、アゲハを交尾させること。

2匹のアゲハの翅をつかんで人為的にうまいこと交尾させてあげないといけないんだけど、

これが本当にむずくて、最初は交尾させるのに3時間くらいかかってしまった。

初めてできたのは、教育実習前日の日曜だった。

一人で叫んだん覚えてる笑


そんなこんなで、教育実習中(教採直前)も、

土日は研究で朝から夜まで研究室。

教採の勉強よりも、優先順位が高くなってしまった。笑


そして、産卵実験をするから、
個体数は傾きが大きい二次関数のように増える。

しかも夏になると、
教採の勉強に加えて、夏季講習が入ってきた。

それでも実験と飼育は止められないし、

昼は夏季講習、夜は泊まり込みで飼育&勉強、

の日々だった。


この時が私の忙しさピークだった。

本当に、そんなんで教採通ったん、
今考えても我ながら素晴らしすぎる。


やっとアゲハが冬眠に差し掛かるまで、毎日学校に行く日々が続いた。


そして、やっと統計分析。

これがまた、Rが全然使えなくて、一つグラフを書くのに、

最初何時間もかかってしまっていた。


そして、卒論を書き始めると、

今度は自分の日本語力のなさを痛感した。

論理立った文章を書くことがなかなかできなくて、
添削されて返却される論文は、
いつもほぼ原形をとどめてなかった。笑

それから、Wordの機能を
10%くらいしか使いこなせていないことに気づいた。

バイト禁止令も出て、毎日とにかく卒論に必死だった。


そして、書き終わらぬまま、卒論発表の準備が始まった。

この1週間では、パワポのデザインについて、
多くのことを学んだ。


それが終了したらまた必死で卒論。

最終チェックをしてもらっているとき、

これは院に行ったら必要だ、とか、

「これから」の話をされて、

それが、急に寂しかった。


まとめ

この4回生の一年間で、

私の中では本当に本当に「色んなこと」があった。

色んな変化があった。


その中で、ずっと続いていた卒論研究。

研究のことから生き方まで、色んなことがアップデートされた。

成長できた。


この研究室で一年間を過ごすことができて、

本当に良かったなって、恵まれてたなって思う。


来年度から自分はどんな状況下におかれるのか、

本当に想像できない。

だから、今は不安が大きい。


けど、きっと来年度からも、

また密度の濃い時間を過ごすことになるのだろうと思う。


だから、さみしいけど、
またレベルアップしようという気持ちでね、

頑張ろうと思います。


今感じていたことをちゃんと言葉に残せてよかった。



ここまで読んでくれた人がいたら、ありがとう😊


それでは~



juri


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