じゅさん

視界すぐに傑作にして

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来世はケーキがいいな

トースターで真っ黒になったパンにケチャップを塗りたくってかじってたらキレられた。 パンヲタクのママが気に入っているちょっと良い食パンだったみたい。KAGOMEの味しかしないので私にはちょっとわからなかったけれど。 パン屋さんのプライドやパンの質に恋してお金を払ったパン、私の手によってあっけなく炭になってしまったのでパン職人よりも私の方がクリエイティブかも。 小学生の頃に読んだ「からすのパンやさん」という絵本に"おやつパン"というものが出てくる。商品にだせない黒く焦げてしまった

    • 腐る桃

      私は鉄みたいに、熱して殴れば殴るほど強くなれるタイプで、切り込めば鋭利で傷つけてしまうし冷ませば冷ますほど冷たくなってしまう 待っても待っても朝が来ない桃を冷蔵庫で腐らせてしまった。 魔女志望です。 落ちるとこまで落ちてみたらスっと心が軽くなった 失いたくないものをひとつも持っていないとなんだか毎日はっぴー女でいられる シャワーじゃなくて湯船にも浸かるようになった ニュースを見るようになった 空っぽのはっぴーを手放しで喜ぶ温度のない生活も案外悪くないよ 誰にもなんにも興味

      • 激酸っぱ葡萄

        私と一緒に居たくない人が好き 私と違って賢い人が好き 常に私と真反対の所にいる人が好き 持ってないものぜんぶ持ってる人がすき 私が持ってるものなんにも持っていない人がすき 好きな人から振られて もう無理だーーーしにたいーーーと思ったのは3日間だけ。でもその3日間は今まで生きてきた中でとんでもなく1番長かった。 なんにも食べられなかった。アイコスを吸ってる5分間だけは、「落ち込むのこれで終わり。最後にこれを吸い終えたら前むこう」って思えた。最後の1本を3日かけて50回くらい繰

        • らんらんランデブー

          誰にも何にも知られたくない コメダ珈琲がすき コメダ がカタカナじゃなくて漢字だったら超かっこいいのに!ってずっと思ってる。 どの店舗でも店員さんが優しい。少し鬱陶しく感じるくらい丁寧ににっこりとコーヒーを持ってきてくれるの 絶対に。 絶対にっていえるものなんか何一つ持ち合わせていない私に それでも店員さんは絶対に優しい 朝の絶望をこんなにも的確に表現している 箱を開けてまた箱が出てきてあけて箱がでてきてあけてまた箱あけて箱どんなにあけても箱。 繰り返す 死ぬまで繰り返す

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        来世はケーキがいいな

          チニテ‼️‼️‼️

          なんかめっちゃずぅぅぅうううんってかんじ 体の内側に鉛がはいってるみたい ての震えがとまんなくてヤニ切れのジジイみたくなっちゃった!!! 体がおもい!!ってよりも無限に沈みこんでいく感覚 懐かしい!!!リーチかかってます。やばいかも。 学校サボって観にいったスーサイド・スクワッドもインザハイツも百花も超覚えてる。擬似的にしねたみたいな、現実から超逃避できた気がして、次の日は普通にいつもに戻れてた 今はもうサボれるもの擬似的に逃げてしねるものひとつも持ってないから もー逃げ道な

          チニテ‼️‼️‼️

          ハイエースに乗りたい

          SNS上手い奴が金持ちになれる世界 SNS下手なやつが袋叩きにされる時代 授業中もバイト中もレッスンも確変中もネイルサロンも彼氏も友達も人生も いつも終わりだけを待って待ってひたすら待ってる 長ぇ。 全部好きだけどね。 私は脳みその病気でセロトニンが一般の人の半分程度しか出ないらしい!ので、満たされて豊かで幸せな気持ちになることよりも、私の脳みそが作り出せる少ないセロトニンでは到底打ち消せないような強いストレスなんかは避けて、穏やかで安全な気持ちで過ごし続けることの方を選

          ハイエースに乗りたい

          おわってる私にできること

          共感できない部分のわたしをなんでもおかしいとか恐いとか変とか言われ続けて なんか自分ってあんま良くない方にズレてるんだろなって気づく瞬間もう既に何百回も何千回も体験してきたからわかってるからもう言わないでいいよ 言われる度に傷つくのとか恥ずかしくなるのとかでもそれがバレないよーに振る舞うダセェ1言目とか考えないといけないしめんどくさいなーーーー! 自分がどうにかしてやりたいというレンチのような気持ちに、薄く伸ばした善意をコンドームみたく被せて殴ってくる利己主義を気持ち良く受

          おわってる私にできること

          みでぃあむれあ is death

          上手く馴染めなかったから 上手く当たり前を経験できなかったから なにが基本でなにが普通かわからないから コントラストが反転して 肉の赤さもわからないまま歳をとる 自分がいちばん可愛いから 自分がいちばん綺麗だから 汚すぎるこのまちで まもるために殻が分厚くなって苦しくなってきた 息を殺せば殺すほど馴染むことができた 知らないなまえで 知らないひとと きたないところで 仲良くなって 誕生日も知らないままさようなら 仲良しの証明欲しかったけど どこに届け出せばよかったのかな

          みでぃあむれあ is death

          no pink no life

          どんなにお手軽に幸せぶることのできる世界でも、私は私の好きなことを選びつづけてやり続けて絶対的なピンク色の幸せを自分のものにしたい。 居場所は自分でつくるもの 先祖代々みたいなのいらんから振袖は買わずにレンタルした。 振袖屋さんのおっちゃんは淡い色の水色や黄色やオレンジの可愛らしい振袖ばかりもってきて「最近の女の子はみんなこういうの選ぶんだよね〜。君も好きでしょ?」って言われた。七五三みたいな色。なんにも惹かれなかったからもう振袖いいやとか思っていたら、壁にみちょぱのポスタ

          no pink no life

          I don't give a F*ck

          幸せならそれでいいと思いますよ。 すこし距離を感じるような冷たいような他人事感丸出しのテキトーな一言のように聞こえるけれど、私には丁度心地よかった そうだよね。ってすっと心に入ってきた たったの2時間で、質量に見合わない効能をもつ言葉たちを無意識にぽろぽろ零してくる。私は癒されるどころかむしろ疲弊した。 何十に膜を張っていても見透かされていた。 FantasticなDrug。 言葉はどんな薬よりも幻想的なナニカを寄越してくる。 言葉ひとつで植え付けられたトラウマ 言葉ひとつ

          I don't give a F*ck

          女の子だけ貰えるポケットティッシュ

          「良い女になりたいんです」 結局女をすることを選んでしまう。 小さい頃からずっと、女として妻になり妻として母親になり、そうやって過ごしてゆく妥協と自己犠牲にまみれたそのナニかを愛とか現実とか家族とか呼ぶ生ぬるさが嫌いだった。私は私としてもっと尊厳のあるなにかになりたかった。 私はニンニクやバジル、トマト缶とかをぶち込んでそれっぽいソースのパスタを作るのが好きだ。でもいつも何かが足りない。薄い。味はしっかり感じるんだけど奥ゆかさみたいなものがなくてつまらない。 "なにか足りない

          女の子だけ貰えるポケットティッシュ

          幸福を科学してくれ

          どうしてもガニ股が治らない あるき方が輩みたいだと言われる この歪んだまちを歩いてきたのだから仕方がない 死骸のひとつも残さず綺麗に消えていった蝉の美しさに誰も気づかないままマツムシの声が聴こえる "立つ鳥跡を濁さず" 鳥よりも蝉ですね 自分の居た場所を、生きた痕跡を、綺麗に始末してしまう。なんて爽やかな生き物でしょう! まあ鳥に食われてるだけなのはわかっていますが。 ん、やはり鳥でしたね。 そんな季節の移り目、夕方の空気が好きで車の窓をあけた すーーっと鼻のなかを冷たく

          幸福を科学してくれ

          クソなまま輝かせてね

          心があるほど苦しくなる 都合の良い美味しい部分を提供できる方が需要があると思っていた 可愛がられると思っていた でも実際は気づかない方が良い事ばっかりだ 勘ぐりすぎると痛い目をみる 「いじめる側よりいじめられる側になりなさい」 というとんでもない美学 全く美しくないね。 やられたらやり返せ。 舐められるな。 でもただひとつ美しく生きろ。 何も悪いことしてないつもりでも"ズレている"というだけで無意識にみんなと同じところに立つことができない。 ひとつずつ世の中に火がつく度に

          クソなまま輝かせてね

          壊して直してそれがあたしの性格だから

          音楽、映画、小説、漫画、舞台、絵画、随筆etc 全ての芸術は受け取る側の人間の鏡になっているらしい。感じたことの無い気持ちは理解できないし、知らない言葉はエキゾチックに聞こえる。 彼氏がゲームをする時間で揉めて話し合いをした。この事では何度か喧嘩も話し合いもしてきたけれど、お互いに納得のいく結論にたどり着いた事はなかった。 傍から見ると本当にしょうもなく感じることだけれど、お互いに自分事なのでどちらかの気持ちを「そんなこと」にすることはできなかった。 譲れないものはあるので

          壊して直してそれがあたしの性格だから

          えらいえもいえろい

          ピンクのベルベットの似合う女になりたい 光沢があって気高くて撫でる方向によって滑らかだったりざらついていたり。 嫉妬したって愛について語る資格とかない。 はなという名前で愛を売っていた。 2万円、3万円、田舎の低い相場でひっそりと。シャバいホテルとか高いホテルとか車内とかでいつも空調や天井を見つめていた。 私をエセS台詞でぶん殴りながらそのはっきりとした二重幅で中に出さないからと"普通の女の子でいる"という0.01mmの抵抗を甲斐なく、でてるかでてないかわからないままシャ

          えらいえもいえろい

          斜行

          演出家の横に座って同じ机に台本とペンとノートストップウォッチや舞台の縮図なんかを広げて同じ角度から同じ稽古をみている。舞台監督なので一丁前にあーしてくださいこーしてくださいと口は出している。でも全くわからん。そりゃあ芝居のどこがもの足りないとか間合いの悪さとかこの芝居はプランが緻密とか逆に中身無いなとかそんなんはわかるけど。それ以外なにもわからん。役者のことはわかるけど舞台のことはなにもわからない。白緑、パネル、引き枠の種類、キャスターの数、尺とか寸法とか スクリーンの種類と