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【うつ×休学・復学】一年間休学し、復学してしばらくたった今思うこと

こんにちは、きりしまです。
私は2018年に一年間大学を病気療養で休学。
2019年春から復学し、2021年の今までなんとか大学生を続けています。
病気というのは高校3年から患っているうつ病です。
noteも、復学してしばらくした際に、なにか休学・復学して自分の感じたことを残して発信しよう、ということで書き始めました。

最近は休学、復学関連のことを書いていませんでしたので、今回は久しぶりに、軽く振り返りというか、復学して3年後期の今まで過ごして、感じていることをまとめようと思います。



記事を書かなかったのは、正直「休学」「復学」というビックイベントを終えて、今は何も言わなければただの大学生ですので、特別何かがあるわけじゃなかった。
そのため、特段書くことがなかったのです。

一緒に授業を受けている年下の子たちや大学の先生も、最初は異質だった私の存在を受け入れ、今現在は授業に私がいることが当たり前になりました。
ある程度話せる人も増えてきました。

私自身、自分の精神面や体調を踏まえ、休学してよかったと思います。
かなりしんどい中で大学に通っていたので、あの時に「自分のために休む」という選択をできたことは、私にとって大きな一歩でした。
それに、実際休学前よりも、休学後の方が大学の出席率もよいですし、勉強も楽しめるので、メリットは大きいと思いました。
自分にとって良い選択だったと思います。

ですが、休学したことで、私は
「友達とは違う道をいく」「学年がズレる」
という感覚を、永久に抱え続けなければならないという苦悩に悩まされます。
いくら休学したことを良い、と思っても、それは事実であり、これが本当につらかった。

例えば、学年が一緒で今までよく話していた人とも、休学して会わなくなれば話す回数が減ります。
そうすれば必然的に、会うこともなくなり、仲は深まらない。
少なくとも、同じ学年の友達よりは格段に私は会う頻度が減るために、なんだろう、今まで仲の良かった友達とは、うっすらとした壁を感じるのです。
今まで行動を共にしていた人と会わなくなる。
顔を合わせることがなくなる。
それだけでかなりの疎外感を感じ、永遠にこの疎外感と空白が埋まらない感覚がしています。
その感覚が治らないまま、同い年の友達は今年の3月に卒業を迎えます。

休学さえしなければ、もっと友達と仲良くなれたのかな。
うつにならなければ、休学しなかったのかな。


そんな風に考えてしまってどうしようもないのです。

なおかつ、一つ下の学年の人たちと、一緒に行動するような仲になったわけでもなく。
一つ下の学年の人たちは、それはそれで私を「異質なもの」として見るわけですから、仲があまり深まることはなく。
宙ぶらりんな状態で、私は一人戦わなければならなかった。
授業も、課題も、ご飯も、バイトも、家での生活も。
ずっと独りぼっちで戦っていた感覚が抜けなかった。
誰に話してもきっとわからないだろうと思い、ずっと自分の慢性的な「さみしさ」は、打ち明けないまま、今まで来てしまいました。

だから、思うのです。
もちろん、自分のための休学、という手段はあるに越したことはない。
でも、正直やっぱりつらい。
ずっと付きまとってくる孤独と、戦わなくてはならない。
復学すれば、休学したことが関係なくなると思っていたけれど、そんなことはなかった。
できれば、きっと休学はしないほうがいいんだと思います。 

ただ、そういった「孤独」に関していう人がいなかったので、ちょっと書いてみました。
実際、復学しても友達がいっぱいできる人もいるだろうし、孤独を気にしない人もいるでしょうし、私が特段友達が少ないからなのかもしれません。

でももしよかったら、忘れないでいてほしいなと思います。
そういった寂しさを抱えることのケアも、少しは浸透するといいのかな、という、つぶやきでした。


毎日のコーヒー代に。