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本を読む時間がないんじゃない。本を読まないから時間がないんだ。

皆さんこんにちは!じぇいです!
今日も僕の記事にアクセスしていただきありがとうございます!

今回は本田直之さんの著書「レバレッジ・リーディング」の中の一節をベースにした記事です。

・読書がなかなかできていない
・読書へのモチベーションが上がらない
・読書しようと思ったけど挫折してしまった

そんな方々に向けた記事となっています。

僕はビジネス書を中心に読書し始めて1年ほどの素人読者です。
そんなペーペーだからこそみなさんの学びになると思います!

本書は2006年出版の少し前のものですが、とても勉強になるものでした!

ぜひお手に取ってみてください!

では早速いきましょう!

最も心に刺さったフレーズ

「本を読む時間がない」はただの言い訳。本当は「本を読まないから時間がない」

僕はこの一言にすごいパワーを感じました。

この言葉の意味することは、

本を読むことで多くの人の貴重な経験や知恵を手に入れることができる。
それを実践することであなたの仕事と生活のクオリティが上がる。
そうして本を読む時間が生まれる。

こういう内容だと理解しています。

思えば確かに、本というのは著者が貴重な時間を割いて(=命を削って)作り上げた価値あるものです。

そんな先人の経験や知恵を活かさない手はありませんよね。

よくある例え話で、きこりと斧の話があります。


きこりは一生懸命木を切っています。

しかし、その努力とは見合わないような成果しか出ていません。

斧の刃がこぼれていて手入れをする必要があるからです。

しかしそのきこりは「木を切るのに忙しいから手入れする暇なんてない」と言い、一生懸命に木を切り続けるのです。

手入れをした方が効率良く木を切れるようになるのに。


この内容が正確なのかどうかは分かりませんがこんな感じの内容の話、聞いたことがありますか?

これはまさに目の前の仕事に一生懸命に取り組みすぎるあまり、効率を上げることができない状態です。

「本を読む時間がない」はただの言い訳。本当は「本を読まないから時間がない」。

この言葉と重なりませんか?

本当なら、目の前のものに夢中になりすぎず、効率良くこなすための工夫をすることで、時間的にも労力的にも節約できるはずです。

読書をすることがまさにこの効率良くこなすための工夫する手法を手に入れることだと言えます。

当然のことですが、本を読むだけで僕たちの仕事や生活のクオリティが上がることはほぼありません。

読んだことを実践して(=アウトプットして)初めて世界が変わっていきます。

ですが、実践するには本を読まなければ始まりません。

ですから、まずは本を読みましょう。
この言葉はその気にさせてくれるパワーフレーズです。

「本を読む時間がない」はただの言い訳。本当は「本を読まないから時間がない」。

とはいえなかなか本を読むのは大変ですよね?

小説やエッセイなどであればまだしも、ビジネス書などとなると気が重くなるのも当然です。

じゃあどのようにすればそんな本を読めるのか、次に3つの方法を紹介します。

・人生の最優先事項を決める
・習慣の中に組み込む
・自分に逃げ道を与えない

それでは1つずつ深掘りしていきましょう!

人生の最優先事項を決める

あなたの人生では何を優先していますか?

仕事・友人・家族・お金・時間・余暇・趣味・娯楽などさまざま要素があります。

あなたが人生で最も大切にしたいものから順番に優先順位をつけていくことでやるべきことが明確になっていきます。

そして、これら全てのジャンルにおいて読書によってその実現のヒントが得られます

「嘘だ〜!」と思われますよね?

でも本のジャンル、しっかり見たことありますか?
マジメなビジネス書からゲームなどの遊びに関するものまで、あまりに多くの種類がありますよね!
ということは人生の攻略法が本に隠されているということなんです。

だから、人生の最優先事項を決めたらその実現に向けてモチベーションが上がります。

その熱い気持ちのまま本を読むことで、読書に踏み込むことができるのではないでしょうか?

人生の最優先事項というと少し規模が大きい気がしますが、好きなことや大切だと思うことでもいいでしょう。
生きているうちにやっておきたいようなことでも構いません。

このジャンルの本なら読もうかな、と思えるようなことを決めてみることで本を読むきっかけになるはずです。

習慣の中に組み込む

先ほどはビジョンを描いてからの行動という考え方でしたが、ここでは現在のあなたの生活をベースに考えましょう。

それが習慣の中に読書を組み込む考え方です。

これのメリットは指定された時間や場所において、強制的に読書をすることができるということです。

例えば、僕の場合はお風呂に入った後から寝るまでの約1時間を読書時間としています。

そのように、生活のどこかに読書時間を組み込むことです。
時間や場所はどこでも大丈夫です。

先ほど「強制的に」と言いましたが、これが人によって難しいところがあります。

入浴後だとどうしてもスマホの誘惑に勝てない、などの問題がありますからね・・・。

そういう場合は、

・宅配ボックスにスマホを入れる
・スマホの電源を切って付けるのをめんどくさくさせる
・目覚まし時計を買ってアラームはスマホでなくてもできるようにする

などのような仕組みで解決する工夫が必要でしょう。

「読書しよう!」と思ってもその気持ちは続きませんから。

習慣化できるまでは少ししんどいと思います。
でも読書週間が必ず人生をより良い方向に進めてくれるので、継続して頑張っていきましょう!

自分に逃げ道を与えない

先ほどの後半部分で、仕組み化して解決しようと言いましたが、ここでは気持ちの部分が大きい話をします。

少し説教じみた話になるので、気の進まない方は読み飛ばしていただいて結構です。

「本を買いに行くのが面倒なんだよなあ」
「読書した方がいいのはわかってるんだけどなあ」
「読書より講演会を聞きにいった方が良くない?」

読書をしない方からはこのような言葉がよく出てくる様な気がします。

別にこれらの考えを否定はしません。

でも、その言葉で読書から逃げているような気がするんです。

これはアドラー心理学と考えが少し似ています。

読書をしないことによってその先の世界にあえて踏み込まない。
現状にとどまることで自分の安心感を買っている。
こういう逃げ道を自分に与えてはいけません。

大ベストセラー「嫌われる勇気」の中の赤面症の女の子の話も紹介します。


とある女の子がいます。彼女には好きな人がいます。

でも彼女は人前で顔が赤くなってしまうことが恥ずかしくて不安で、彼に告白することができません。

そこでこう言うのです。

「赤面症さえなければ、あの人に告白するのに・・・。」

でもアドラー心理学ではこれを否定します。

赤面症だから告白できないんじゃない。
本当は告白したくないから赤面症の症状をこしらえているんだ、と。

「赤面症さえなければ、私だって付き合えているんだ」と別に勇気を出して告白をしなくても、可能性の中で生きることができる。

原文ではありませんが、このような内容が「嫌われる勇気」の中で語られています。

もしこの女の子の行動に当てはまると思われたなら、勇気を出して読書へと一歩踏み出しましょう!

何事も最初の一歩が難しいものです。そこを越えれば大丈夫!!

まとめ

さて、いかがだったでしょうか?

今回はレバレッジ・リーディングという少し前に出版された書籍を元にした記事でした。
途中に「7つの習慣」や「嫌われる勇気」などの本をベースにした考えも紹介していきました。
それでは、今回も振り返りをしていきましょう!


最も心に刺さったフレーズ

「本を読む時間がない」はただの言い訳。本当は「本を読まないから時間がない」

人生の最優先事項を決める

本にはいろんなジャンルがあります。人生で優先したいことについての書籍を読んでみましょう!

習慣の中に組み込む

指定された時間や場所において読書する習慣を身につけましょう!

自分に逃げ道を与えない

読書しない言い訳を作って、本当は読書から逃げていませんか?
勇気を出して一歩踏み出しましょう!


今回の記事があなたの生活向上の一助となれば幸いです!

ではまた!

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