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【内側から】自分さがしではなく自分はがし

皆さんこんにちは!じゅんです!
今日も僕の記事にアクセスしていただきありがとうございます!

早速ですが質問です。

あなたの好きなことは何ですか?
得意なことは何ですか?
やりたいことは?
長所短所は?
個性は?

・・・質問攻めで申し訳ございません笑。
なぜこんなことを聞いているのかというと、あなた自身が自分のことをどれだけ理解しているか確認してもらいたかったからです。

僕自身、正直自己理解がなかなか足りていないと思います。
「世界一やさしい本当にやりたいことの見つけ方」や「ストレングスファインダー2.0」のような本を読んできて真剣に向き合ってきたつもりがどこか物足りない・・・。
どんなことをやりたくて、どんなことが得意なのか・・・、いまいち分かっていない。そう感じていました。

そこでいつもの朝活メンバーでこんな本を読むことにしました!

一見同じように見えますが、少し変わった切り口で改めて自分とは何か、というものを見つめ直させてくれる良書でした!その中で気にいった部分を取り上げて、あなたにもシェアしたいと思います!

先ほどの質問に即答できなかった方には是非とも最後までお付き合いいただければ幸いです!

では早速いきましょう!
(前置きが少し長いので、具体的にどうするかについて知りたい方は「いかにして自分をはがすか?」というところへジャンプしてください)

自分さがしをしていた自分

これまで僕は先ほど述べたような
・本当にやりたいことの見つけ方
・ストレングスファインダー 2.0
といった書籍のものを初め、
・mgram
・STR診断
などネットでもできる自己診断などもしてきました。

どれも面白く、納得感を得られるものではありました。ですが、結局それが自分の人生をより良くするために役立ったのかというと、決してそうではないように思います。

別にそれぞれのサービスが悪いわけではなく、僕がそれらをうまく使いこなせなかったのです。ただ、僕と同じような経験をしたことが皆さんにもあるのではないでしょうか?

その原因は、本やサービス、または自分自身にあるのではありません。「自分さがし」という行為そのものが、うまく使いこなしにくいものなのです。

そういう「自分とは何なのか?」という問いを延々と自らに課し続けて、結局自分が何なのか、何ができるのか、何をしたいのか分からないままでした。

大切なのは自分はがし

そんな中で面白そうだと思って手に取ったのが「ジーニアスファインダー」という本です。この表紙にも書いてあるのですが、僕たちがすべきだったのは「自分さがしではなく、自分はがし」だったのです。

確かにこれまで僕たちは年齢の数だけ歳を重ねてきました。
30歳なら30年もの月日をかけて今の自分を形作ってきたわけです。

それと同時に、形作られた自分自身の周りにも同じだけのメッキが張り付いている、というのが本書の指すところです。
そのメッキというのは、自分への偏見、思い込み、決めつけなどです。

「自分は◯◯な人間だ」
「自分には◯◯できない」
「自分は◯◯してはいけない」

のようなものですね。
こういったメッキを剥がしていった先に、自分のコア、本来の姿が見える。これが「自分はがし」によってこそ得られるものであり、本書の目指すところです。

なるほど。
自分とはどういうものなのか、それを探すのではなく、自分の中に既にあるものが見えるように囲いを取っ払っていく。
そんなイメージなんですね。

はがすべきものとは?

ではそんな自分はがしの対象となるものは何なのでしょうか?
それは先ほども述べたように自分への偏見、思い込み、決めつけです。

ではそういったものはどこから発生するのでしょうか?
察しの良い方は既にお分かりのことでしょうが、自分の過去から生まれてきます。もっと具体的に言えば、過去に経験したこととそこで生まれた感情や願望から生まれます。

それをはがしていくことで自分本来のコアを見つけることができます。

いかにして自分をはがすか?

では実際に自分はがしをしていきましょう。

具体的には5歳、10歳、15歳のそれぞれの時期について振り返っていきます。
これらの年齢だけに限らず、3〜5歳、7〜11歳というように幅を持たせてもいいでしょう。また、16歳以降も必要であれば付け加えても構いません。
ということで、それぞれの年齢において3つのことを振り返っていきます。

1つは、起こった出来事や自分が取り組んだことです。特に印象に残っているものを挙げていきます。
2つ目はその出来事で自分が感じたことを書き留めていきます。その時に感じた思いや、「こうなってほしかった」のような願いをここで書いていきます。
3つ目に結果としてどうなったのかを書きます。周囲の反応がどうなったのか、また、自分がその出来事に対して何を考えたのか、どんな教訓を得たのかということを考えます。

できればA3用紙のような大きなものを横向きにしておいて、横軸に年齢、縦軸を3分割して出来事、感じたこと、結果に振り分けると良いでしょう。

正直ここまででかなりの時間とエネルギーを使うはずです。
僕は2時間程度かかり結構疲れました。特に幼少期の記憶はあまりはっきりしていなく、思い出すのにかなり苦労しましたね・・・。

ではここまでできたら最後に、そういった出来事や感じたこと、結果から今の自分のコアを見つけていきましょう。言い換えると、今の自分の考えや価値観を作っていることを取り上げます。

いわば個々の具体的な出来事などから抽象化するという感じですね。
これがまた難しくありますが、最も大切なコアを見つける作業なので欠かすことはできません。

これが自分はがしの具体的な方法です。
割と時間とエネルギーを使うことになりますので、まとまった時間を確保して取り組むようにしましょう!

まとめ

さて、いかがだったでしょうか?
今回は自分探しをやめて、自分はがしをしようという記事でした。
では、振り返りをしていきましょう!


自分さがしをしていた自分

これまでの書籍やサービスは自分さがしをするものだった。
それによって結局どこかピンとくるものではない感じがあった。

大切なのは自分はがし

探して見つけるのではなく、既にあるものを見つけることが大切。

はがすべきものとは?

自分はがしの対象となるのは、自分の過去。
もっと言えば過去に何を感じ、どう思ったのか。
それが現在の自分への偏見、思い込み、決めつけを生み出している。

いかにして自分をはがすか?

5、10、15歳それぞれの時期においての出来事、感想、結果を書き、過去を洗い出していく。そこから自分のコアを見つけよう。


今回の記事があなたの生活向上の一助となれば幸いです!

ではまた!


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