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【クイズ】村上春樹あてっこクイズ、しませんか?

村上春樹をもうすっかり
読み尽くしちゃったなあ。
と思っている方でも、
この本は読まれていないことが
多いのではないか?
それは『夢で会いましょう』。

これは、村上春樹と
コピーライターの糸井重里が
なぜか2人で描いた
掌編小説集です。

中身は掌編だから、
1分で読めるような短さ。

村上春樹の掌編と
糸井重里の掌編が
交互になっている。
…と思いきや、
2回村上春樹のが続いて、
その次に糸井重里のが来る。

でも、村上春樹好きなら、
糸井重里との違いは
わかるはずだから、
毎回、冒頭を5行くらい
読んだところで、
その小説が村上春樹か、
糸井重里か?
当てるという、
村上春樹当てクイズを
やってみるのは、
なかなかスリリングです。

1981年に発行された本だから、
時代的には、
糸井重里さんが
コピーライターとして
大活躍をしてるピークだったはず。
で、81年の村上春樹は、
デビュー2作目
『1973年のピンボール』を 
出した翌年。まだまだ、
知る人ぞ知る、的な存在だったかな。

この2人の共著は
なんて豪華だったでしょう。

今となれば、
糸井重里さんは結局、
小説家になる道を諦めていく。
村上春樹は、みなさんが
ご存知の通り、ますます
小説家として深みを増していく。

それにしても、
『夢で会いましょう』を
うっかり!ぼんやり!読んでくと
一人の作家が書いた本かと
思えるほど、
言葉使いや雰囲気が
よく似ていますね。

それでも、村上春樹好きなら、
当てたいですよね。
村上ワールドを熟知してるなら
村上か糸井か、
全部当ててやる!って
たかをくくって挑戦するんですが、
これが意外と難しい。

あれ、あれ?と
外れてしまうと、
自分の村上愛が実は
大したことがないのかあ?
と、めっちゃ凹んでしまいます。

でも、村上春樹は
短いながらも物語になっていて、
糸井重里は鋭いフレーズに
なっている、、、、
みたいな違いはあるようで、
もしみなさんも
村上春樹当てっこゲーム、
良かったら、やってみて下さい。

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