「女性の時代」はまだこれから?

女性の時代だと言われて長い、
そう思ってきました。

でも、政治家はまだ男性が多数。
経済界も女性リーダーは少ない。
女医や女性弁護士、女性研究者も、
男性と比べたら、数は少ない。

M1グランプリの審査員も
女性は上沼恵美子1人です(笑)。

女子漫画の編集だったから、
私の周りには、漫画家、編集者、
デザイナー、プロモーター、
みんな優秀な女性ばかりで、
圧倒される毎日でした。

でも、いざ休職の身となり、
平日から、ファミレスやカフェで、
新聞の家庭欄を見たり、
隣テーブルの話を耳にすると、
まだまだ「育児」「家事」など
主婦の世界は、昭和と変わっていない事を
知りました。嫁姑問題も偏在する。
まだ、ド昭和ですね。

テレビ局や新聞社、出版社など、
メディアが一部、女性目線が豊富なだけで、
実際は日本社会はまだまだ女性が
たくさん悩みを抱く時代です。

メディアで働く独身の20代30代を除けば、
女性が幸福に生きられるフリースペースは、
依然として狭い…。

「いくメン」などまだお飾り…。

男は、働いてるうちは無邪気なまま
歳をとり、退職を迎える。
退職からが男はやっと修羅を味わう…。

それに比べ、女性は、メディア界を除けば、
若いうちから人間の修羅を生きている。
修羅を生きる年季が違ってるんですね。



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