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【働く】働かないおじさんは、なぜ嫌われるのだろう?

先日、働かないおじさんの嘆き節を
ネットで見つけ、呆れました。
引用するので、読んで下さいますか?

「私も何もしていないと思われているんじゃないかって。私がここにいること自体がお荷物なのか?周りとか関係ないと思えば思うほど気になってしまう」。
「某大手企業に勤めていた白木さん(仮名、50代の男性)。白木さんは昨年、系列会社に出向になりました。役職定年をして1年後の出来事です。片道、格安切符の辞令に「ついに用無しか……」と落胆…」
「会社に迷惑をかける失敗をしたわけでもない。なぜ私なのか?と悔しさ怒りで混乱しました」
「以前はメールをチェックするために早めに出社したけど、役職を外れるとメールのCCからも外される」

こんにちは。
どうですか?おじさんのグチは?
これが働かないおじさんの実態か、
どうかはわかりませんが、
かなり共通な悩みなのでしょう。
上記の話は、河合薫さんという
健康社会学者の著書
「50歳の壁 誰にも言えない本音」
からの引用です。

CCから外されて悔しい??
お荷物なんじゃないか??
居場所がない??
 
私はまず、呆れ果てました。 
なんじゃこりゃあ!!
役職定年して、
再雇用で子会社にいってる、
それはまずまず恵まれた待遇なはず。

こんな話を書いて、
働かないおじさん問題に
乗っかろうとする著者の河合薫さんに
かなり誘導されてるかもしれませんが、 
このおじさんのグチには
共感ができません。
余りに弱い、情けない。
今までよほど温室でぬくぬく
育てられてきたおじさんでしょう。

こんな人がいるから、
若者たちにおじさんは馬鹿にされる。  
馬鹿にされても、こんな中身なら
仕方ないでしょうね。
というか同年代のおじさんでも、 
みな、呆れ果ててしまいます。
20代ならまだしも…。

私は40代、うつ病になり、
会社でも居場所を失い、
それでも前を向いてきたつもりです。
もちろん、色んな人から
助けてもらいながら。
お荷物になろうが、人は
やはり生きていくしかない。
命があるうちは生きていくんだと、 
悲しい気持ちを抱えながら、
生きてきました。
おじさんは、おじさんなりに
学んだり、覚悟をもつしかない。

それを、CCから外れて悔しい??
社会人一年目ならまだしも。
でも、定年してセカンドライフを
スタートさせた50代の人間が
こうなるのは、甘えてるとしか
言いようがありません。

さぞや底辺に突き落とされ、
かわいそう?とは思えないんです。
本当に底辺人間なら、
定年後、子会社で再雇用になる
道すらないはずですから。

それなのに、
悔しいとか、悲しいとか…?
こんな中身のおじさんが
典型的なおじさん像だとは、
どうか考えないでください。
こんなおじさんには
同性だからか、余計に情けなくなる。

自分とは何者か?挫折するより、
今の自分の手持ちのカードで、
何ができるのか?考えたい。

まずは目の前に広がっている、 
でも、プライドばかりでは
きっと見えない自分の道を、
なんとかして見えるよう、
心の耳をすますようにする、
それしかないですね。

働かないおじさんなんていない。
情けないおじさんがいるだけだ…
そう思えてなりません。

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