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【男女論】女性は実態であり、男性は現象である、、、?

この場でも何度か
上野千鶴子について、
好意的な記事を書きました。

気づいたのは、
これが5年前なら、
アンチ上野千鶴子、
女性嫌い(ミソジニー)から
必ず、反論やお叱りの
コメントを貰うのですが、
近年はお叱りコメントも
フェミニズムに関する限り
なくなりました。

これ自体が時代の変化を
感じますね。

ところで、思うんです。
52才のおじさんが
いったいなぜ、フェミニズムに
共感してるような記事を
書いているのか??

怪しいんじゃないか?
インチキなんじゃないか?
本当にフェミニズムが  
わかっているのか?と
皆さんの中で違和感を抱いてる方も
いるのではないでしょうか?(笑)

私はフェミニストかどうかは
自分ではよくわかりません。

なぜなら女性が分からないから。
だから人生、失恋ばかりで(笑)。

ただ、フェミニズムの反対にある
マッチョに対しては、
小学3年か4年の頃、
フツフツ腹を立てたことが
私のマッチョ嫌いの原点でした。

放課後に
担任の先生が
私の運動音痴を笑ったんですよ。
もっと男は運動が出来ないと、
ダメだよ、ハハハ、
みたいに笑われました。
(40年前の和歌山県の公立学校の
先生の民度はそんなレベルでした)

周りにいるクラスメイトの中、
恥晒しのように笑われたんです。

男はもっと運動ができなきゃ!
という理屈に傷ついたんです。
それ以来、男らしさを
当たり前に強要してくる大人には
疑いの目を向け続けてきました。
それ以来、40年近く、
アンチ男らしさを目指してきました。

それがいつの間にか、
脱マッチョとなり、
マッチョの対抗馬である
フェミニズムに
共感しやすかったんですね。

ただ、最終的には、
男らしさ、女らしさ、
どちらからも「自由」な存在に
なりたいですね。

男とか女とか、
今まであれこれ読んで来ましたが
一番納得させられた言葉を
最後に紹介させて下さい。

それは、養老孟司さんの本でした。
「女は実態、男は現象」と
書いてありました。

なるほど、男は実態ではない、
影みたいな、蜃気楼みたいな
存在だとすると、
自己啓発好きなのは大抵、
男であることは
まさに男が抽象的な理屈に
依拠しやすいことの証拠ですし、
男の派閥好き、薀蓄好きが
しっくり来ますね。

一方、女性は、実態だから、
具体的で、実利的で、皮膚感覚が
非常に豊かで、抽象には走らない。
ナルシストにもなりませんね。
ナルシストは大抵、男の専売特許(笑)。

そうした男女の違いを
スカッと射抜いてくれたような。
このフレーズを読んだ時は、
感動すら思えましたね。

男は現象、女は実態。
ズバリ言い得てません??
なんだか、男はこの世に
しっかり存在してないようで、
笑えてしまいます。

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