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【欲の断捨離】死ぬまでにしたいリスト100はなぜか胡散臭い?

よく意識高い系な
ビジネスパーソンは
「To do リストをつけろ」
なんて言いますね。 

また「死ぬまでにしたい100リスト」
を書き上げたら、
未来の輪郭がクッキリするよ、とか。

自己啓発本や啓発セミナーの
イロハのイですね。
信じてませんが。
今したいことは何だろう?

①大学心理学部に行くぞ、
②イタリアにいくぞ、
③韓国語を覚えるぞ、
④保育士の資格をとるぞ、
⑤日本語教師の資格をとるぞ、
⑥読み聞かせのプロになるぞ、
⑦貯金をするぞ、
⑧エッセイみたいな小説を書くぞ、
⑨焼肉屋は都内は全部まわるぞ、

あらあら。
こんなにもあったのか?
自分でもビックリ(笑)。
自分では、現世にあまり
欲や執着はないつもりだったのに。

でも、億万長者から大破産し、 
また、復活した、あの与田翼が、
こんな話をしていました。
やりたい事リストは、
削りに削って、
一個だけに絞り、
それをとことんやり切るのが
大切だというんです。
あれもこれもやりたくて
ちらかっちゃうと、
自分のことが分からなくなるらしい。

あれも、これもと、
煩悩の多さゆえに破産した
与田翼の言葉となると、
うーむ、そうかあ、となる。
あれだけドン底に落ちた人が
復活し、再生したんだから、
あながち、嘘でも無さそうな。

というか、
私は「死ぬまでにやりたいリスト」、
ずっとうさん臭いなあと
昔から反感を感じてました。

与田翼は、自分がしたい事は
1個、2個でいいんだと。
欲望を断捨離していたんです。

リストを書き上げるのはいい。
次に大事なのは、その中から、
どんどん削って1〜2個だけに絞り、
それに向かって全力をかける。
それが、与田翼が
今もなお生き残れた秘訣らしい。

やりたい欲望を絞り、断捨離する。
と言われたら、
前から感じていた、
「無限の右肩上がり幻想」から
開放されるし、
やりたいリストが持ってる
うさん臭さも消えてくれる。

まずはリストを書き上げる。
それは間違ってないんですよね。 
その次に、本当にしたいことを
絞るため、削りに削る。
それが、啓発本のTo do Listの
欲張りし過ぎな愚かさを
すっかり変えてくれますね。

まあ、今まで私は、
やりたいリストがもつ概念が胡散臭くて
リストアップして来なかったけど、
削りに削ることを大前提にするなら、
やってみてもいいかなあ。

これは、
ABEMAテレビの
「しくじり先生」で
与沢翼が失敗先生として
登壇した回を観た感想です。

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