【推薦図書】作家・本谷有希子がオススメする10冊とは?

毎週、著名人かオススメ本を紹介する、
本屋さんのキャンペーン、
今週のブックナビゲーターは、
作家で戯曲家の本谷有希子さん。
音楽の世界から文学に来た
川上未映子んも独特な存在ですが、
お芝居の世界から来た本谷有希子さんも、
芥川賞を取る前はハチャメチャな作品を
よく書いていました。

『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』
『生きてるだけで、愛』は
ぶっとんだ女子を書いてきました。
それは好感がもてるクレイジーさでした。
体にある全ての毛を剃ってしまう
10代女子を描いた
『生きてるだけで、愛』が
私は1番好きです。
『腑抜けどもよ…』は映画で
最初に見たけど、これも田舎の
クレイジーな女子が痛々しかった。

そんな本谷有希子さんも、
一作品ごとに色んな世界を書いて、
でもどこかユーモラスで、今もなお、
自分の世界観を建設中に見える。
さあ、そんな本谷有希子さんは
どんな10冊をセレクトしてくれたかな?

①ウラジーミル・ソローキン「愛」 
②シアドア・スタージョン「輝く断片」
③ダン・ローズ
「コンスエラ〜七つの愛の狂気」
④末井昭『結婚』
⑤イヤン・マーキューアン
『最初の恋、最後の儀式』
⑥吉本隆明『真贋』
⑦深沢七郎『楢山節考』
⑧ルナール『にんじん』
⑨笙野頼子『母の発達』
10『フラナリー・オコナー全短編集』

⑥と⑦は、私も好きな本ですが、⑥、⑦、⑧、10以外は知らない本ばかり。今日も夕方には本屋に行ってきます、

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