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【メンタル】うつ病から正常復帰に。一年半の休職は長く濃い時間でした…

来週月曜から、正常復帰となる。
正直、今回のうつはきつかった。
他人からのメールでメンタルが
やれらたからです。
これまで10年前、7年前にも
うつで休職したけれど、
それは燃え尽き症候群、
いわゆる適応障害という
うつ病で、まあ過労でした。

が、今回はメンタルが
本当に崩壊しかけました。
去年3月から休職したけど、
去年の夏、晩秋までは、
踏みにじられた痛み、悔しさ、
自分の愚かさ、ボロボロさ、
戻る時の恐怖、不安、
そんな感情で心のプールは
満タンになっていました。

特にメールの言葉。
言葉がどんなに凶器になるか、
思い知らされたため、
言葉の恐ろしさについて
感じ、考え、怯えていた。

メンタルが回復するには、
このこと自体から
離れる必要があったのですが、
それは今、やっとわかるだけで、
痛みと怒りで一杯な時に
「言葉の凶器性」から
自由に離れることは
できませんでしたねえ。

年が明けて、1月2月は
リハビリで出社に挑戦したけど、
自分に甘い私は何度も挫折…。
そこへ3月辺りからコロナが
猛威をふるって出社自体
自粛になった。
運が悪いというか。

でも、コロナ禍で
4月5月と日本中、世界中が
翻弄されている中、
言葉によるメンタル崩壊… 
なんて、小さなスリ傷にしか
思えなくなってきた。
だって、全人類的な苦難で
世界が苦しんでたんです、
言葉の凶器がどうのこうの、
わめいてた自分がちょっと
可愛くすら見えてきた。

コロナで被害に遭った方々には
本当に苦難、天敵だったと
思うのですが、
軽度のうつ病の人間には
コロナほど、頭を
冷やしてくれる劇薬はなかった。
もう言葉の凶器性も
忘れはじめて行きました。

そうして、最後に
主治医からうけた「朝は
何も考えない」トレーニング。
これが非常に効いた様で、
8月、9月はほぼ毎日来れた。

まあ、日本中の、いや世界中の
ビジネスマンが毎朝、
当たり前に起き、出勤する
この世の中で、
今月皆勤賞です!なんて
50歳を超えたおじさんが
一喜一憂してるのは
客観的に見たら、
ちょっと痛い(笑)。

でも、1年半もの間、
全然できなかった出社が
やっと人並みに、当たり前に
できるようになった。

「当たり前」はいつ
崩壊するか分からない「奇蹟」の
集合体でできていることを
思い知ることができました。

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