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【読書】毎日5冊は鞄に入れる…今日のセレクトは…

今日の文庫セレクションは、
こんな顔ぶれでした。

『ティファニーで朝食を』カポーティ
『銀河鉄道の夜』宮沢賢治
『幸福論』ラッセル
『チルドレン』伊坂幸太郎
『手長姫・英霊の声』三島由紀夫

今朝は二度寝してしまい、
慌てて本を選んできました。
文庫で5冊。

最近、よく鞄に入れてるのが
『ティファニーで朝食を』。
ただただ冒頭部分を読み返してる。
カポーティは過去を、記憶を
いつも愛していたんだな。その
うっとりぶりが好きなんです。

その振り返り方は決して
センチメンタル過ぎず、
またネガティブになるでなく。
他の短編の冒頭でもそう。
カポーティは過去や記憶を
愛していた作家だ。
こんな天才になると、
過去に縛られていても、
ネガティブではなく、
美しい哀愁として表現される。

20世紀を代表する思想家ラッセルの
『幸福論』はたしか数年前にNHKの
「100分で名著」で紹介され、
買ったものの、いまだ第3章以外は
読めていない。

出かける時の本のセレクトで
困った時は、いつも宮沢賢治の
『銀河鉄道の夜』を入れておけば、
心配ない万能薬です。

とはいえ、今日もまだ仕事で、
終わってうちに帰ったら、
観たい番組がいっぱいあるから、
どうもこの顔ぶれたちと
ゆっくり向き合える時間は
ないかもしれない…。

それにしても、毎回
これくらい持ってくる。

本を1冊も鞄に入れずに
外に出かけるなんて考えたら
もう恐怖です、怖いです。
まるで変な病気みたい(笑)。

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