マーケティングの本質って-part.1(ハイパワー・マーケティングを読んで)

じゅんや(マーケティング勉強中)です。
こちらの本を読んでみました。
「新訳 ハイパワー・マーケティング あなたのビジネスを加速させる「力」の見つけ方」

言い訳になりますが最近個人的にバタバタしており、こちらの本も前半と後半に分けて紹介致します!


著者のご紹介


ジェイ・エイブラハム
米国生まれの実践マーケティングの巨匠。
フォーブス誌が選ぶ2000年全米トップ5の経営コンサルタントに選出。
(フォーブス誌とは、アメリカで発行されている経済雑誌であり、金融や投資、マーケティングなどの記事を掲載している。世界長者番付などでも有名。)
著者の書物は、あまりにも多くのコンサルタントやマーケターのバイブルとして愛用されており、数多くの方がこの本をネタ帳に仕事をされていたと言われております。にわかには信じがたいですが、愛用されすぎたからこそ、「ジェイ・エイブラハム」の名前が一般に浸透するのは遅かったと言われているほどです。
アメリカの超有名雑誌に選ばれ、世界中のコンサルタントやマーケターが支持する、経営コンサルタント、ということです。

どんな内容が記載されているのか?


マーケティングやビジネスそのものの原理原則がシンプルに記載されております。シンプル過ぎるため、「それ当たり前だよね」や「言われてみるとそうだよね」と感じる内容が多いですが、それが全てだということに改めて気づかされる内容です。
”顧客のことを考えよう”
結局は顧客、顧客を中心に考えることがビジネスの根幹だということです。

この言葉に全てが集約されていると心底思いました。

「ビジネスは顧客の問題解決だ」

新訳 ハイパワー・マーケティング あなたのビジネスを加速させる「力」の見つけ方

(前半部分を読んだ限りでは、具体的なフレームワークに落とし込んだ実践タイプの書物、というより、根幹をなしている考え方が中心に記載されている印象です。ただし、実際の企業での具体例が豊富に記載されているため、自身のビジネスに置き換える参考にはなるかと思いました。補足しておくと、アクションステップは各章に記載されております。)
この本の後に西口さんの著書を読むと、マーケティングの考え方の理解から実践まで身に着けられると思います。

何を学んだのか?


本書の前半部分では、大きく3つ学びがあると感じました。

1.1つの業種の戦略だけでは、その業種のありふれた成功事例しか知ることができない。成功事例の基本原則を見極めて、それを掛け合わせる。それが、競合との差別化になり、圧倒的な増収に繋がる。

2.USP(ユニーク・セリング・プロポジション)を構築し、それを顧客と約束する。ビジネスの多くは、顧客の再購入によって利益を上げている(顧客生涯価値(LTV)を考える)。だから約束は破ってはいけない。約束を破ることは、顧客の再購入を妨げることになる。
*USP:独自の魅力的なアイデア

3.顧客は「かけがえのない大切な友人」として考えるべき。真実と本当のニーズを見極めた上で、サポートにはリスクを惜しまない。大切な友人が困っている時と同じように、顧客には対応する。
   
例)電動ドリルが欲しい人
   真実:電動ドリルが欲しい
   ニーズ:穴を空けたい

サンドイッチを売るならどう活かすか?


本書はビジネスの本質を問う内容が多く、まだ、アイデア模索中です。
後半のパートも踏まえて、もう少し考えたいです。

より詳しいことを知りたい方は、ぜひ本を手に取って見てください!

最後に。。。
この記事を書く上で思ったこと
・前回の西口さんの著書で記載があった「顧客起点」の考え方原理が、本書だと実感した。





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