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囲碁『どこに打てば良いかわからない』を解決しませんか?

こんにちは。
札幌囲碁サークル らんか 代表の加藤純也です。

囲碁は自由度の高いゲームです。

一目を争う緊迫した戦いをするなら一瞬の予断も許しません。
プロ棋士同士の対局ではまさにそうだと思います。

では、アマチュアの碁は全て一瞬の予断も許さないのでしょうか?
そんな事はありませんよね?当たり前ですが、アマチュアはプロではありません。

お友達とほんわか打って遊ぶ事も出来る。
失敗しちゃったー、ははは、と笑ってまた次も碁会所に集まって失敗しちゃったーと笑う事も出来る。

アマチュアなりに本気で取り組んで、凌ぎを削って真剣勝負をする事も出来る。

そこそこ頑張って趣味として上達を楽しむこともできる。

とてもとても自由度の高いゲームです。

ですので、どこに打てば良いかわからない。

の、"良い"の部分は本来はどのようにしても良いのです。

あなたが何をしたいかによってどこに打てば良いかは変わって来ます。

一つこんなお話があります。

Aさんのお話です。
Aさんは囲碁がとても強く、私よりも沢山の定石を知っています。
そんなAさんがある時こんな事を聞いてきました。

『ねぇ、加藤さん。
加藤さんはよく指導碁を打っているけれども、どうやって手加減をしているんだい?
私は囲碁の勉強をしてきて手加減というものをした事がないからわからないんだ。
ただ、最近囲碁で仲良くなった人と打って遊びたいのだけれど、9子置かせても勝負にならない棋力差でねぇ。悪い気分にさせたくないし、相手からは強くなりたいから教えてほしいとも言われている。
どういう風に打ったら良いのだろう。』

と聞かれた事があります。目的がはっきりしていますね。

私がAさんにお話ししたのは2つです。

1つ目、私は手加減をしているつもりで打っていません。
囲碁で"勝負をする"なら大きい所や厳しい所に打ちますが、指導碁の際は私は相手がどこに打ちたいか見たいので、打ちたそうな所は出来るだけ空けておいて、どのタイミングでどこに打つか見ています。
もちろんその思惑が失敗する事もあります。
目的がはっきりしているので、目数で言えば小さい所に打つこともあります。
それを手加減と呼ぶならそうかもしれませんが、勝負をする事が目的でないのに手加減も何も無いと思っています。


指導碁であっても勝負の練習をしに来ている人相手には勝負をします。

ですので、これも手加減は出来ません。
いずれにしても手加減をしてるつもりはないのです。
と、まずお答えしました。

2つ目です。

Aさんとそのご友人はとても素晴らしい関係だと思います。
共通の趣味で仲良くなり、経験者が経験の少ない方へ教えて楽しく過ごしたいと思っている。
これ自体がとても素晴らしい事です

Aさんとご友人は一対一の人間同士なので、まずどうしたいかお互いに話をしたらいいのではないでしょうか?
全力のAさんにぶつかった上で教えてほしいのか手加減して欲しいのか。
まず聞いてみて、手加減して欲しいと言われたら自分は勝負のためにより良い手を勉強して来たから手加減は出来ない、という事をお相手に伝えてみてはどうでしょう?何も聞かずに相手の気持ちはわかりませんから。

一つの案としては手加減が出来ないなら、全力で打っても厳しいくらいのハンデからやってみるのもいいかもしれません。
自由に50子くらい置かせてからスタートするみたいな(笑)

とお話させていただきました。

長く書きましたが、要するに

1.私は手加減をしてるわけではなく、目的を決めて打っているだけ。

2.Aさんはその人と2人で遊ぶことを考えているのだから、まずは2人でどうやりたいか話してみたらどうでしょう?

ということです。

目的があればどこに打てば良いのかはっきりしてきます。

どこに打てば"良い"か悩んでいる方。

強くなってもその答えはずっと出ません。
あなた自身の気持ちを掘り下げてみませんか?

私は指導碁の際に、
『どこに打っても良いのですが、もし◯◯したいならこう言う手がありますよ。』
とお伝えしています。

◯◯に入るあなたの気持ちはなんでしょう??


目的がはっきりしているならいろいろな練習が効果を発揮してくると思います。

◯◯がはっきりとしない方はそこを明確にするために、指導碁を受けるのはとても効果があると思います。
どなたの指導碁でも良いと思います。

お近くの碁会所で、強い方の指導碁を受けてみませんか?
『こうしたいのですけど、どこに打てば良いでしょう。』
と聞いてみてください。

そこからまた新しい囲碁人生が始まります。
あなたの目的の設定の仕方は強さや環境で変わってきます。
状況や目的が変われば、またどうすれば良いかが変わるのです。

一つずつ、どこに打てば良いか、を解決し続けて行くことが上達するということだと私は思います。

もちろん上達しなくていいと思う人はしなくていいです。みんなが楽しそうに研究したり、勝った負けたとやっているのを楽しめるくらいには身につけておきたい、等やり方は様々です。


目的だけははっきりしましょう。
そうしたらその時にどこに打てば良いのかは少しずつわかってきます。

皆様が幸せな囲碁ライフを送れますように。

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